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6月22日の社説は・・・

2014-06-22 05:02:52 | 社説を読む
富岡製糸場の世界遺産が決定しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 医療介護改革―住民参加が不可欠だ
・ 在外被爆者―一刻も早い公平救済を
 
読売新聞
・ 富岡製糸場 世界に誇る近代日本の原点(2014年06月22日)
・ 児童ポルノ 所持の禁止を一掃の契機に(2014年06月22日)

毎日新聞
・ 河野談話の検証 これで論争に終止符を NEW (2014年06月22日)
・ 水害サミット 想定外に備えるために NEW (2014年06月22日)

日本経済新聞
・ 会社法改正を機に企業統治の質を競え (2014/6/22付)
・ ハラルを知っていますか (2014/6/22付)

産経新聞
・ 竹島沖射撃訓練 日本領海での暴挙許せぬ
・ 孔子学院 学問の自由侵されないか
  
中日新聞
・ 歴史は前に進めねば 週のはじめに考える

※ 富岡製糸場は読売が取り上げました。

「群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されることが決まった。国内の世界文化遺産は、昨年登録された「富士山」に次いで14件目となる。

 明治以降の産業の遺構が世界遺産になったのは、初めてである。日本の工業発展の歩みを伝える貴重な資産として、大切に保存していくことが必要だ。」

 明治初期の建物が、完璧に近い形で残っていることが驚異的です。

「1987年まで操業を続けた事業主が、工場閉鎖後も20年近く社員を配置し、年間1億円をかけて維持管理を続けた功績が大きい。世界遺産登録の陰には、こうした献身的な努力があったことも、忘れてはならない。」 

 維持管理だけで1億円もかかるのです。
 これが、世界遺産となり、多くの観光客を受け入れるとなるとその何倍もの維持管理費が必要となるでしょう。

「世界遺産登録により、政府や自治体は協力して維持管理していく義務を負うことになる。来場者が施設の素晴らしさを満喫できる受け入れ態勢の整備は必要だが、無秩序な観光開発は、世界遺産の価値を損ないかねない。
 単なる行楽地として振興を図るのではなく、歴史の重みを多くの人に知ってもらうことに力を入れるべきだろう。」


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