３月１７日の社説は・・・

中日は前川氏の講演でしょう。

朝日新聞
・　前川氏の講演　調査は明らかな介入だ
・　ドイツ新政権　寛容さで統合の再建を

読売新聞
・　司法取引導入　虚偽供述の見極めが大切だ（2018年03月17日）
・　ホーキング博士　真理追う情熱を受け継ぎたい（2018年03月17日）

毎日新聞
・　２期目に入る黒田日銀　政策の正常化こそが責務
・　文科省が授業内容を調査　教育への不適切な介入だ

日本経済新聞
・　自動車の「電動化」を着実に進めよう
・　中国の原油先物市場に注視を

産経新聞
・　日銀の新体制　「出口」の時機を見誤るな
・　ハーグ条約　子を守るルール周知せよ

中日新聞
・　前川氏の授業　国は教育に介入するな
・　パラリンピック　支える力を広げよう

※　中日に加えて、朝日も前川氏を取り上げました。

朝日です。
「前次官の前川喜平氏が名古屋市の中学校で講演したことに対し、文部科学省が市教委に趣旨や内容を問いただしていた。

　電子メールを使った質問は、２度にわたって約３０項目あり、録音データの提供まで求めた。問い合わせの範囲を明らかに超え、異様というほかない。さらに口頭で、氏を招くのは「慎重な検討が必要だったのではないか」とも伝えたという。

　「慎重な検討」をすべきだったのは文科省の方だ。」

「メールの文面には、前川氏の人格を非難する意図がにじむ。文科省は「事実の確認」だと強調するが、そんな生やさしいものとは到底いえない。

　今回の講演は不適切なものだったと断じているに等しい。文科省から教育現場への圧力と受け取るのが自然だ。」

「教育の目的にかなう内容であれば、どんな人を招くかは学校の見識と裁量に委ねるべきだ。子どもたちが多彩な大人から学ぶ機会を奪ってはならない。」

講師選びは確かに気を遣います。


中日です。
「文科省は学校の判断を十分に尊重した上で、誠実かつ丁寧に応える立場にある。問い合わせた初等中等教育局の担当者は「現場にプレッシャーをかけた認識はない」と答えたが、その感覚は国民から懸け離れている。

　公教育の中核を担っているのは地域の学校だ。子どもたちの健やかな成長を願い、日々奮闘する現場をもっと信頼せねばならない。」

その通りです。