台湾の選挙、阪神大震災でしょう。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 台湾総統選 「現状維持」を出発点に
・ 「阪神」21年 災害は姿を変えて来る
読売新聞
・ 台湾総統選 対中急接近が生んだ蔡新政権(2016年01月17日)
・ 阪神大震災21年 記憶をいかに継承していくか(2016年01月17日)
毎日新聞
・ 台湾総統選 中台関係の安定化図れ
・ 阪神大震災21年 きめ細かな住宅支援を
日本経済新聞
・ 台湾初の女性総統が問われる対中政策
・ 都市型震災への備えを着実に
産経新聞
・ 台湾政権交代 民意踏まえ賢明な道探れ
・ 阪神大震災21年 教訓を緊急事態に生かせ
中日新聞
・ 「阪神」に思い出す防災 週のはじめに考える
※ 中日以外は、すべて台湾・阪神大震災のセットでした。
朝日です。
「予想を超える大差がついた。きのう投開票された台湾の総統選は野党・民進党の蔡英文(ツァイインウェン)主席が勝利した。同党にとっては8年ぶりの政権復帰となる。
蔡氏が掲げたのは中台関係の「現状維持」である。この民意を踏まえることが、中国や他の関係国にも求められる。
敗北した与党・国民党は、中国に接近しすぎたとみられた。国民党政権は、定期直行便を開設するなど対中関係の改善を進め、一部の企業や人々は潤ったが、社会の不平等が広がったとの不満もたまった。
民進党は、大陸から来た国民党の独裁に抗する台湾生まれの政党として、30年前に結成された。基本認識は「台湾は中国とは別の独立主権国家」である。」
読売です。
「中国への急接近に台湾住民がブレーキをかけたと言えよう。
台湾総統選で、「台湾独立」志向が強い最大野党・民進党の蔡英文主席が、対中融和を進めてきた与党・国民党の朱立倫主席らに大差をつけて、当選した。8年ぶりの政権交代である。
このままのペースで対中融和が続けば、中国に呑のみ込まれてしまいかねない。そんな不安が、蔡氏の支持を拡大したのだろう。」
毎日です。
「問題は中国の出方だ。中国は「一つの中国」を前提に交流を進めるという「92年コンセンサス」の受け入れを迫っているが、無理強いするのでは台湾の反発を招くだけだ。蔡氏はコンセンサスを認めないが、否定もしないという現実的態度だ。一致点を探り、対話を進める
べきだ。 」
日経です。
「日本と台湾の間には外交関係がないが、経済や人の往来、文化などの面で互いに大切な存在だ。東アジアの安定にとっての台湾の重要性は、いうまでもない。交流をさらに深めていきたい。
蔡主席は昨年10月に来日し、環太平洋経済連携協定(TPP)に台湾が加わることへの支持を訴えた。安倍晋三政権は米国などとも連携しながら、TPP参加への地ならしにつとめるべきだ。」
産経です。
「直接投票制が導入されて20年となる総統選が、民主的手続きにより行われたことを歓迎したい。その結果、3回目の政権交代が実現し、台湾初の女性総統が誕生する。」
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 台湾総統選 「現状維持」を出発点に
・ 「阪神」21年 災害は姿を変えて来る
読売新聞
・ 台湾総統選 対中急接近が生んだ蔡新政権(2016年01月17日)
・ 阪神大震災21年 記憶をいかに継承していくか(2016年01月17日)
毎日新聞
・ 台湾総統選 中台関係の安定化図れ
・ 阪神大震災21年 きめ細かな住宅支援を
日本経済新聞
・ 台湾初の女性総統が問われる対中政策
・ 都市型震災への備えを着実に
産経新聞
・ 台湾政権交代 民意踏まえ賢明な道探れ
・ 阪神大震災21年 教訓を緊急事態に生かせ
中日新聞
・ 「阪神」に思い出す防災 週のはじめに考える
※ 中日以外は、すべて台湾・阪神大震災のセットでした。
朝日です。
「予想を超える大差がついた。きのう投開票された台湾の総統選は野党・民進党の蔡英文(ツァイインウェン)主席が勝利した。同党にとっては8年ぶりの政権復帰となる。
蔡氏が掲げたのは中台関係の「現状維持」である。この民意を踏まえることが、中国や他の関係国にも求められる。
敗北した与党・国民党は、中国に接近しすぎたとみられた。国民党政権は、定期直行便を開設するなど対中関係の改善を進め、一部の企業や人々は潤ったが、社会の不平等が広がったとの不満もたまった。
民進党は、大陸から来た国民党の独裁に抗する台湾生まれの政党として、30年前に結成された。基本認識は「台湾は中国とは別の独立主権国家」である。」
読売です。
「中国への急接近に台湾住民がブレーキをかけたと言えよう。
台湾総統選で、「台湾独立」志向が強い最大野党・民進党の蔡英文主席が、対中融和を進めてきた与党・国民党の朱立倫主席らに大差をつけて、当選した。8年ぶりの政権交代である。
このままのペースで対中融和が続けば、中国に呑のみ込まれてしまいかねない。そんな不安が、蔡氏の支持を拡大したのだろう。」
毎日です。
「問題は中国の出方だ。中国は「一つの中国」を前提に交流を進めるという「92年コンセンサス」の受け入れを迫っているが、無理強いするのでは台湾の反発を招くだけだ。蔡氏はコンセンサスを認めないが、否定もしないという現実的態度だ。一致点を探り、対話を進める
べきだ。 」
日経です。
「日本と台湾の間には外交関係がないが、経済や人の往来、文化などの面で互いに大切な存在だ。東アジアの安定にとっての台湾の重要性は、いうまでもない。交流をさらに深めていきたい。
蔡主席は昨年10月に来日し、環太平洋経済連携協定(TPP)に台湾が加わることへの支持を訴えた。安倍晋三政権は米国などとも連携しながら、TPP参加への地ならしにつとめるべきだ。」
産経です。
「直接投票制が導入されて20年となる総統選が、民主的手続きにより行われたことを歓迎したい。その結果、3回目の政権交代が実現し、台湾初の女性総統が誕生する。」