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授業で役立つ指導の技術-9-

2024-07-21 05:15:14 | 全員参加型授業の指導技術
《「自信がない人からやってみよう」》
 
なかなか意見が出ない時の指示である。
 
かつて、吹奏楽部の顧問をやっていたときに、一人ずつ吹かせたいときがあった。
「できる人」と手を挙げさせても挙がらない。
そのようなときに、「自信がない人からやってみよう」というと、すぐに多くの手が挙がる。
 
意見も、「自信のある人は後から聞くね。まず自信がない人から聞いてみよう。」と言えばよい。
 
もちろん、答えが間違っていても否定的な言葉がけをしてはいけない。
 
手を挙げたことについて褒めてあげよう。
 
「では、手を挙げていなかった自信のある○○さん。どうですか?」でつなげることができる。
 
「意見のない人は手を挙げて」と言うこともある。ここで手を挙げていない子を指名すればよい。
 
「手を挙げていない〇〇さん、どこに困っているの。」は授業観を変える発問である。〇〇さん、ヒント教えてあげてと繋げることができる。
 
指名にもいろいろな方法がある。

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