《「自信がない人からやってみよう」》
なかなか意見が出ない時の指示である。
かつて、吹奏楽部の顧問をやっていたときに、一人ずつ吹かせたいときがあった。
「できる人」と手を挙げさせても挙がらない。
そのようなときに、「自信がない人からやってみよう」というと、すぐに多くの手が挙がる。
意見も、「自信のある人は後から聞くね。まず自信がない人から聞いてみよう。」と言えばよい。
もちろん、答えが間違っていても否定的な言葉がけをしてはいけない。
手を挙げたことについて褒めてあげよう。
「では、手を挙げていなかった自信のある○○さん。どうですか?」でつなげることができる。
「意見のない人は手を挙げて」と言うこともある。ここで手を挙げていない子を指名すればよい。
「手を挙げていない〇〇さん、どこに困っているの。」は授業観を変える発問である。〇〇さん、ヒント教えてあげてと繋げることができる。
指名にもいろいろな方法がある。