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3月1日の社説は・・・

2016-03-01 05:31:32 | 社説を読む
今日から3月。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 原発強制起訴 検証の重要な機会だ
・ 英国民投票 EU内で改革主導を

読売新聞
・ シリア情勢 露主導の停戦に不安が残る(2016年03月01日)
・ 東電強制起訴 証拠に照らした公正な審理を(2016年03月01日)

毎日新聞
・ 大震災から5年 忘れない 一人一人の交流を力に

日本経済新聞
・ 日・EU交渉を政治主導で前進させよ
・ 原発の安全対策問う強制起訴
 
産経新聞
・ G20声明 混乱収束へ具体的行動を
・ 政務活動費 信頼損なう不正断ち切れ
   
中日新聞
・ メルトダウン これで原発回帰とは
・ 震災復旧談合 被災者への裏切りだ 

※ 原発強制起訴を3社が取り上げました。中日も原発関連です。

ここでは、朝日の英国を取り上げます。

「統合へ進む欧州の一員としての未来を描くのか否か。英国で6月23日に国民投票がある。

 欧州連合(EU)に残るか、離脱するか。その選択は、欧州のみならず、世界の将来像にも深い影を落とすだろう。

 離脱となれば、欧州統合史上で例のない出来事だ。国と国との垣根をなくそうという壮大な実験が頓挫しかねない。

 英国と欧州大陸はもはや、政治的にも社会的にも切り離せない関係にある。その現実を見つめ、賢明な選択をするよう、英国民に求めたい。」

スコットランドの時も同様ですが、とても大切な問題を国民投票で決めようという発想がすごい!

「投票を背景にEUと交渉し、英国に有利な合意を引き出して国民を納得させ、EU残留に結びつける――。こんなシナリオを首相は描いたといわれる。」

EUに対する脅迫とも取れますが、国民に伝わるかどうか。

「実際、EUは交渉で譲歩し、移民労働者に対する英国の負担を減らすことなどで合意した。だが、それでも英国内の世論に大きな変化はなく、投票の行方は予断を許さない。」

もしも離脱となれば、その影響は計り知れません。

「EUに対する不満の声は、英国に限らず、欧州の多くの国にもある。EUに改革が求められるのは確かだろう。
 英国はむしろ今後のEU再建に向けた前向きな議論を、EU内で主導してもらいたい。」

その通りです。

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