ボストン美術館所蔵 浮世絵師 歌川国芳と歌川国貞展 (2016年)はわかりやすい。
https://www.youtube.com/watch?v=I1NEGmGZjvc
歌川国貞
[生]天明6(1786).江戸
[没]元治1(1864).12.15. 江戸
江戸時代後期の浮世絵師。1世歌川豊国の門人。
俗称角田 (すみだ) 庄蔵のち肖造。号は一雄斎,五渡亭,香蝶楼。
弘化1 (1844) 年2世豊国を称したが実は3世目。
亀戸豊国と呼ばれる。
版画,肉筆画,絵本,挿絵本などを描き,浮世絵師中第1の多作家。
妖艶な美人画で活躍,文政期後半には猪首で猫背に描くようになり,豊国襲名後は類型的となる。
主要作品『大当狂言内』 (1811頃) ,合巻『偐紫 (にせむらさき) 田舎源氏』 (42) ,『蛍狩り』『江戸名所百人美女』。
歌川国芳
生]寛政9(1797).11.15. 江戸
[没]文久1(1861).3.5. 江戸
江戸時代後期の浮世絵師。
1世歌川豊国の門人。俗称は井草孫三郎。号は一勇斎,朝桜楼,採芳舎。
武者絵で有名。
洋風画の明暗法や遠近法を応用した風景画にすぐれる。
主要作品『東都名所』 (1834頃) ,『源頼光公館土蜘作妖怪図』 (43) ,『大物之浦,平家之怨霊』 (50頃) ,浅草寺本堂額『浅茅原一つ家之図』 (55) 。