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10月13日の社説は・・・

2016-10-13 05:44:05 | 社説を読む
テーマはいろいろ考えられます。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 旧姓使用裁判 あまりに時代錯誤だ
・ 政務活動費 使途をガラス張りに

読売新聞
・ 福島原発汚染水 浄化の加速でリスクを下げよ(2016年10月13日)
・ 電通過労自殺 長時間残業の解消が急務だ(2016年10月13日)
  
毎日新聞
・ 旧姓使用訴訟 実情を理解しない判決
・ 南スーダン 新任務の議論は十分か

日本経済新聞
・ 企業は海外買収の効果引き出す方策を
・ 農産物の輸入制度を透明に

産経新聞
・ 3次補正待望論 成長への疑問増すだけだ
・ 外資の土地買収 国守る法整備ためらうな

中日新聞
・ 富山の議員補選 自治を立て直す機会に
・ TPP国会 国民に分かるように

※ 昨日の朝日・中日に続いて、2社が電通を取り上げました。

読売です。電通自殺事件です。
「 「眠りたい以外の感情を失った」「もう体も心もズタズタだ」――。SOSのメッセージをツイッターなどで同僚らに送っていた。上司からは「君の残業時間は会社にとって無駄」などと、パワハラとも取れる発言があったという。

 長時間残業が当然の職場で、厳しい叱責を受け続け、追い詰められていった様子がうかがえる。」

長時間残業以上に、職場の連携・思いやり・連携・新人教育の問題ではないでしょうか?
東大出なので、仕事はある程度できるでしょう。
しかし、どんなに優秀でも、仕事の概要、流れ、見通しがつくまでは、誰もがとまどうのは当たり前です。

悩みを相談する人はいたのか、組織があったのか、フォロー体制は・・・

そちらを問題にすべきではないでしょうか。


朝日・毎日が旧姓使用を取り上げました。

朝日です。
「時代に逆行する判断に驚く。

 結婚して姓を改めた東京の日大三中・高の女性教諭が、時間割表や生徒の出席簿、成績表、保護者らへのお知らせ、タイムカードなどに旧姓を記載するよう学校側に求めた裁判で、東京地裁はすべての請求を退けた。」

旧姓使用は、児童生徒・保護者向けには普通に行っています。
それが裁判沙汰になること自体驚きです。

「教職員の身分などにかかわる一部の文書を除き旧姓使用を認めている、ある県教委は趣旨をこう説明する。「互いの個性を尊重し、それぞれの能力を十分発揮できる職場環境の整備を図るため、旧姓の使用を認める」

 この至極当たり前のことが裁判の場では通らない。人権のとりでの名が泣いている。」

判決が出た以上、旧姓使用をするなと言われる方が怖いです。

毎日です。
「だが、この判断基準には首をひねる。たとえば、国家公務員の旧姓使用は01年から認められている。民間企業でも旧姓使用容認の動きは広がり、労務行政研究所が13年に上場企業など規模の大きな企業約3700社を対象に実施した調査では約65%が認めている。

 医師や弁護士も登録は戸籍名だが、仕事での旧姓使用は可能だ。」

その通りで、控訴すれば、上級審で覆る可能性があります。


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