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第13回あじさい祭り

2011-06-13 06:53:27 | 取材・旅行
6月11日(土)より7月3日(日)、江南市の音楽寺において、第13回あじさい祭りが開催されています。



境内には15種類1,200本の紫陽花があります。



元暦元年(1184年)に源詠法師が音楽寺として開基しました。

もともと、この地には、飛鳥時代に壬申の乱で活躍した村国男依が創建した寺院「大乗院」が存在していました。

境内からは、大乗院の物と思われる奈良時代末期~平安時代初期にかけての布目瓦、風招などが出土しています。江南市民俗資料館に展示されています。

中興開山の六世映誉和尚が1689(元禄2)年に金聲山音楽寺と称し、二十一世輝道和尚が大正時代に琴聲山と改めました。







ウリは、何といっても円空仏。

円空仏の薬師如来像、日光菩薩像、月光菩薩像、十二神将像(戌を除く11体)、護法善神像、荒神像の計16体が、白壁土蔵造りの村久野区歴史資料館「村国の郷」で保管・展示されている。

円空は延宝4年(1676年)頃、音楽寺に立ち寄り円空仏を彫ったそうです。後に年輪年代法により、この円空仏が寛文11年(1671年)に伐採されたヒノキと判明しています。





小ステージでは、イベントが繰り広げられていました。



さて、十二神将像の戌はどこへ行ったのでしょう?

安城市東端町の長福寺にあるのです。

なぜって? その理由はわかっていません。


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