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3月28日の社説は・・・

2019-03-28 05:49:13 | 社説を読む
テーマはいろいろと考えられます。

朝日新聞
・ 教科書の進化 「格差」を縮める道具に
・ ゴラン高原 国際秩序崩す米の短慮

読売新聞
・ 後半国会 活性化へ与野党は力量高めよ
・ ボーイング事故 航空機市場の寡占が心配だ

毎日新聞
・ 新年度予算が成立 何のため国会はあるのか
・ ゲノム編集食品のルール 疑問が多い拙速な結論だ

日本経済新聞(昨日のものです)
・ 特区を上手に活用する方法を考えよう
・ 対中政策で欧州は結束を

産経新聞
・ アイヌ新法 分断招かず振興を図ろう
・ 韓国の竹島「調査」 抗議で済ませる話なのか

中日新聞
・ 「専守」の骨抜きが続く 施行3年の安保法  

※ ゴラン高原は気になります。

朝日です。
「トランプ米大統領がまたも、国際秩序を乱す行動に出た。イスラエルが隣国シリアから奪って占領しているゴラン高原について、イスラエルの主権を正式に認める文書に署名した。

 占領が始まったのは、1967年の第3次中東戦争の時で、81年には一方的に併合を宣言した。国連安保理決議はこれを無効とし、米国を含めて国際的にイスラエルの主権を認めた国はない。

 歴代の米政権が貫いてきた政策を覆すだけでなく、国際的な「法の支配」に反する。今後の米外交の基盤を掘り崩す無責任極まりない振るまいである。

 自ら安保理決議を無視するのであれば、決議違反だとして北朝鮮に制裁を科し、イランのミサイル発射実験を非難してきたことと整合性がとれない。力ずくの国境変更を認めれば、2014年にロシアが一方的にクリミア半島を併合したことを批判する論拠も揺らぐ。」

全くこの通りで、わかりやすい説明です。


もう一つ朝日です。
「親の世代が手にしたら時代の変化を実感するだろう。来年4月から小学校で使われる、新しい教科書のことだ。

 検定に合格した本の9割にQRコードなどが付いている。スマホなどの端末をかざすと教科書会社のサイトにつながり、用意された動画教材などを視聴できる。教室だけでなく、家庭での学習にも役に立つ。

 この新技術は「教科書にできること」を大きく広げた。

 実験の手順や道具の使い方が一目でわかる。5年生から正式教科になる英語の発音やアクセントも、繰り返し確認できる。月の満ち欠けのような現象は、図よりも動画で学ぶほうが理解しやすい。目や耳に障害のある児童の支えにもなるはずだ。

 文化や自然にふれる機会の不足も補える。家庭の経済状態が厳しいと、博物館などに行ったり遠出したりするのは難しくなりがちだが、こうした教科書ならば、疑似体験とはいえ知見を深められるだろう。」

見るのが楽しみです。


読売です。
「航空機の開発には膨大なコストがかかる。新規参入が容易ではないだけに、2強による寡占強化には目を光らせるべきだ。

 日本の三菱航空機は、小型機「MRJ」の開発が遅れ、納入延期を繰り返している。安全性の確保に万全を期しながら、早期開発に全力を挙げてほしい。

 日本は、航空機の製造を支える多くの先端技術を持っている。産業育成の観点からも、官民による取り組みを加速させたい。」

三菱航空機にがんばってほしい!

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