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4月12日の社説は・・・

2016-04-12 05:37:25 | 社説を読む
全社G7で並ぶでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ G7広島会合 核廃絶への歩み加速を
・ 普天間の20年 民意無視では進まない

読売新聞
・ G7外相会合 広島宣言を核廃絶に生かそう(2016年04月12日)
・ 甘利氏資金疑惑 捜査で「口利き」の有無解明を(2016年04月12日)

毎日新聞
・ G7核軍縮宣言 広島からの発信を力に
・ 国立公文書館 国民が広く集う新館に

日本経済新聞
・ G7は中ロへの戦略の擦り合わせ急げ
・ 子どもの医療費減免に基準を
 
産経新聞
・ G7広島宣言 近隣の核脅威にも備えよ
・ ベビーカーあわや 事故回避へ確かな行動を
  
中日新聞
・ G7外相・広島宣言 オバマ氏も被爆地訪問を

※ 全社がG7でそろいました。当然でしょう。

読売です。
「核兵器を保有する米英仏3か国も賛同し、核廃絶を追求する明確なメッセージを被爆地から発出した意味は重い。

 先進7か国(G7)は広島市で外相会合を開き、核軍縮・不拡散を推進する共同文書「広島宣言」を採択した。

 原爆で広島と長崎が「極めて甚大な壊滅と非人間的な苦難」を経験したと指摘した。「核兵器のない世界」に向けて、政治指導者らの被爆地訪問を呼び掛けた。核兵器保有国と非保有国の対話や核の透明性向上も求めている。

 昨年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は関係国の対立で、決裂した。唯一の被爆国として、核軍縮を主導するのは、日本の使命だ。広島宣言を土台に、国際協調体制の再構築を図るべきだ。」


朝日です。
「一行は平和記念資料館のほか、当初の予定になかった原爆ドームにも足を延ばした。

 ケリー米国務長官は記者会見で、謝罪や犠牲者を悼むような言葉は発さなかった。一方で、資料館の芳名録に「世界中の誰もこの資料館の力を見て、感じるべきだ」とつづり、会見で「いつか大統領もその一人になってほしい」と語った。

 被爆者の坪井直さん(90)は「満足ではないが、よくここまできた」と感慨を語った。

 原爆を投下した側が大量破壊兵器の罪深さに思いをいたす意義ある瞬間だったと、多くの人が感じたのではないか。

 ケリー氏は「核兵器のない世界」の実現に向けた決意も強調した。それこそが被爆地、被爆者が最も望むことだ。」


日経です。
「 もっとも、いくらG7が結束しても、それだけでは世界の危機は解決しない。多くの問題の行方は、中国やロシアの出方が重要なカギを握っているからだ。

 中国は南シナ海問題、ロシアはウクライナ危機を引き起こしている当事国だ。中国は南シナ海に軍事拠点をつくろうとしており、ロシアはウクライナとの軍事的な緊張を続けている。

 これらの行動をやめさせるため、G7はさらに中ロへの働きかけを強めなければならない。シリアや北朝鮮問題への対応でも、それぞれロシアと中国に働きかけ、より多くの協力を引き出していくことが大切だ。

 その意味で、外相会合が残した宿題も少なくない。どのように中ロに向き合い、責任ある行動を促していくのか、G7内のズレも浮き彫りになったからだ。」


中日です。
「オバマ大統領が提唱し、計四回開かれた核安全保障サミットは、脅威を増すテロリストによる核テロ防止のため国際社会が結束する絶好の機会となった。

 では、オバマ大統領は任期中に、被爆地を訪問するのか。日米両国で関心が高まる。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は大統領の広島訪問を側近が検討し始めたと報じた。プラハ演説を想起させるメッセージを発する可能性もあるという。初来日の時から「広島、長崎を訪れることができれば名誉なことだ」と意欲を示していた。

 広島宣言でG7外相は被爆地訪問で深く心を揺さぶられたと表明し、「他の人々の訪問」を希望した。オバマ氏訪問につなげたい。」

焦点はオバマ大統領です。

私は、人気の最後、あるいはやめたすぐ後に訪問すると思っています。
何といっても、「核なき世界」を提唱してノーベル平和賞をもらった人ですから・・・・。

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