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12月10日の社説は・・・

2013-12-10 05:11:11 | 社説を読む
公務員のボーナス日。またいろいろ書かれるのでしょうか。

みんなの党が分裂しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 北朝鮮の異変―「改革」しか道はない

読売新聞
・ みんなの党分裂 「江田新党」は野党再編序章か
・ 北朝鮮No.2粛清 金正恩体制揺るがす権力闘争

毎日新聞
・ 新エネルギー計画 原発回帰は許されない
 
日本経済新聞
・ WTOのラウンド交渉方式を見直す時だ
・ 北朝鮮情勢に注視と警戒を
 
産経新聞
・ 北の実力者失脚 暴発防ぐ日米韓の連携を
・ みんなの党分裂 再編の旗印をどう掲げる
 
中日新聞
・ 欧州極右台頭を懸念する 週のはじめに考える 

※ 北朝鮮に、4社が反応しました。みんなの党は2社でした。

朝日です。
「国際社会からの経済制裁は続いているものの、企業の独立採算を認めたり、農家の自由裁量を広げたりする政策により、国内経済が活性化している。
 張氏は、そんな施策に深くかかわってきた。金正日時代にも少なくとも2回失脚したとされるが、そのたびに復権し、正恩体制では最大の後ろ盾として補佐してきた。
 今回の失脚が、張氏の処分にとどまり、党と軍の関係が崩れないのであれば、体制に大きな影響を与えないかもしれない。」


読売です。
「金第1書記には、命令への不服従や不正蓄財に対して、身内といえども容赦しない姿勢を示す必要があったのだろう。指導層に腐敗が浸透している実情への危機感の反映ではないか。」


日経です。
「懸念されるのは、今後の北朝鮮情勢の行方だ。張氏は中国ともパイプを持ち、国内では経済特区を含む改革路線を主導してきた。一方でミサイル発射などの挑発行為には否定的だったとされ、対外強硬路線を主張する軍部との確執が強まっていたともいわれる。



産経です。
「張氏は弾道ミサイル発射に反対して軍と対立したとも指摘され、代わって軍部が影響力を増すとの見方が強い。」

 日経、産経が、軍との対立に破れたとする見方を示しています。


今日付けの朝鮮新報には、次のように書かれています。

「反党・反革命分派行為を断罪/張成沢一派を粛清 

党中央委政治局拡大会議で

朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議が8日、平壌で開かれ、張成沢をすべての職務から解任して一切の称号を剥奪し、党から除名することに関する決定書が採択された。金正恩第1書記が同会議を指導。9日発朝鮮中央通信が報じた。

党中央委員会政治局委員と委員候補らが参加した拡大会議では、「最近、党内に潜んでいた偶然分子、異分子が分派策動をもって自らの勢力を拡張し、党に挑戦する事件が発生した」ことと関連し、「張成沢が働いた反党・反革命的分派行為とその弊害、反動性が暴露された」という。

張成沢は「党と領袖の高い政治的信任によって、党と国家の責任ある地位に登用されたが、周囲に迎合分子を引き寄せ、党内に分派を形成するために悪辣に策動し、地盤を築こうと画策」し、「朝鮮労働党の路線と政策を受け入れず、朝鮮人民軍最高司令官(金正恩第1書記)の命令に従わないという反革命的な行為を敢行」した。

また、「司法・検察、人民保安機関に対する党の指導を弱化させて、制度防衛・政策防衛・人民防衛事業に重大な弊害を及ぼした」ほか、「朝鮮労働党が提示した内閣中心制、内閣責任制の原則に反して国の経済活動と人民の生活向上に莫大な支障をきたし」、さらには権力を乱用してあらゆる不正腐敗行為を強行したという。

同通信によると、「朝鮮労働党は張成沢一派の反党・反革命的分派行為について以前から知っており、数回にわたって警告」してきたが、張成沢がそれに応じずに度合いを超えたため、「張成沢を除去し、その一派を粛清することによって、党内に新たに芽生える危険な分派的行動に決定的な打撃を加えた」としている。」


軍の勢力拡大が原因であるならば、大きな問題になる可能性があります。
注視しなければなりません。

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