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7月31日の社説は・・・

2018-07-31 07:44:20 | 社説を読む
カンボジアか。

朝日新聞
・ 猛暑再び 「災害級」に備えるため
・ カンボジア 容認できぬ異常な選挙

読売新聞
・ サイバー新戦略 官民連携で東京五輪に備えよ(2018年07月31日)
・ カンボジア与党 強権がもたらした総選挙圧勝(2018年07月31日)

毎日新聞
・ 諫早開門命令の否定判決 事態の打開にはならない
・ 与党圧勝のカンボジア選挙 「中国式モデル」の広がり

日本経済新聞
・ 介護人材の養成・確保に手立てを尽くせ
・ 逆流したカンボジア民主化

産経新聞
・ iPS治験 再生医療の総合力向上を
・ 財務次官人事 「危機」はもうおしまいか

中日新聞
・ 核兵器禁止条約 被爆者の声に耳傾けよ
・ 辺野古工事 国は真摯な話し合いを

※ カンボジアを4社が取り上げました。

朝日です。
「フン・セン政権は選挙に備えて、政権転覆を謀ったとして救国党党首を逮捕した。さらに最高裁は党の解散を命じた。こうした措置により、市民の政権批判は封じこまれた。

 内戦終結後の1993年に国連が実施した総選挙から数えて6回目。今回の異常な選挙は、国際社会が支援してきた民主化を大きく後退させるものだ。この選挙結果と、それによる政権の正統性を認めるわけにはいかない。

 欧米は選挙の環境が不当だとして選挙支援をやめた。欧米も日本も選挙監視団を送らず、毎回監視をしてきた国内団体も手を引いた。投票率は前回を大きく上回ったが、無効票や白票も相当含まれる可能性がある。

 今年2月の上院選でも人民党が議席を独占した。33年間首相の座にあるフン・セン氏は、政権の世襲も視野に入れているとされる。政治の強権化が今後ますます進む恐れがある。」

やっていることは中国と同じです。

毎日です。
「カンボジアでは、フン・セン氏による長期政権の下、汚職と政治腐敗が深刻化しているが、最近10年間の平均経済成長率は約7%となるなど好調だ。

 自国第一主義を掲げる米トランプ政権が東南アジアへ関心を示さない一方、人権問題などを気にかけない「中国式発展モデル」が広がっていると言えよう。中でもカンボジアは、南シナ海問題で中国支持に回るほど中国との関係が良好である。

 それだけに、国際社会の関与や協力が欠かせない局面ではないか。」

中国型国家が広がりつつあります。

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