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10月10日の社説は・・・

2020-10-10 05:30:58 | 社説を読む
ノーベル平和賞が発表されました。
 
・ 日本郵政 信頼を取り戻せるか
・ ノーベル平和賞 飢餓防ぐ世界の連帯を
 
・ NHKネット費 上限の撤廃は認められまい
・ コロナと雇用 人手不足産業への転職円滑に
 
・ WFPに平和賞 コロナ下の国際連帯に光
・ 学術会議人事と菅首相 理由示せないなら撤回を
 
・ 核のごみ処分場選びへ重要な一歩だ
・ コーカサスの戦火を止めよ
 
・ 社会保障と「自助」 首相は政策の具体論語れ
・ 日本学術会議 行革の対象に聖域はない
 
・ 学術会議改革 強権的手法は許されぬ
・ コロナ臨調報告 本気の備えが足りない
 
※ 平和賞は2社でした。
 
朝日です。

 紛争と疫病。二つの災禍が世界の各地を覆う今、国を超えた連帯こそが求められる。人間の命の糧を届ける最前線の機関が、その象徴に選ばれた。

 今年のノーベル平和賞が、国連世界食糧計画WFP)に贈られる。途上国を中心に、戦地や被災地など過酷な現場で食料を届けている組織である。

 減り続けてきたはずの世界の飢餓は5年前に増加に転じ、改善の気配がない。主な理由は、武力紛争の拡大と、気候変動に伴う自然災害の悪化である。

 そこに今年は、新型コロナの大流行がのしかかった。人やモノの移動が制限され、アフリカや中東、中南米などの貧しい国々で、いっそう事態が深刻になると予想される。

 国連によると、慢性的な栄養不足は6億9千万人。最低限の食料さえ入手困難な人は約1億5千万人とみられていたが、コロナの影響で2億7千万人まで増える恐れがあるという。

 飢餓は食料の争奪を起こし、新たな紛争をもたらす。ノーベル委員会はWFPの言葉を引用し、「医療用のワクチンができるまで、食料が混沌(こんとん)を防ぐ最良のワクチンだ」と述べた。

 明日の食事に困る人をひとりでも減らすことが、平和な世界を築く礎となる。そのメッセージを重く受け止めたい。

国連の機関には、最近首をかしげるのもありますが、ここは応援したいですね。

後ほどサイトを紹介します。

 

 

 


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