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12月20日の社説は・・・

2016-12-20 05:34:09 | 社説を読む
米潜水機事件かオスプレイでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ オスプレイ再開 県民より米軍なのか
・ 潜水機事件 看過できぬ中国の行動

読売新聞
・ 北陸新幹線延伸 熟慮を欠く決定に疑問が残る(2016年12月20日)
・ 米潜水機奪取 衝突を煽る中国の実力行使だ(2016年12月20日)
  
毎日新聞
・ 税収不足 円安頼みの危うさ示す
・ オスプレイ再開 政府はなぜ認めたのか

日本経済新聞
・ 中国の構造改革遅らせる不動産バブル
・ 米ロはシリア和平へ連携を

産経新聞
・ 日欧EPA 機を逃さず大枠合意せよ
・ 金正恩体制 核放棄迫る圧力絶やすな

中日新聞
・ オスプレイ 飛行再開、理解できぬ
・ 子の引き渡し 連れ去りを生まぬよう

※ 左派系3社はオスプレイ。米潜水機事件も2社ありました。

毎日です。
「飛行再開を決めた米軍の判断は納得できない。それ以上に、簡単に再開を受け入れた日本政府の対応に問題がある。防衛省は、事故機を実際に見ておらず、米側から説明を聞いただけで合理性があると判断したという。これが住民の安全に責任を持つ政府の態度だろうか。

 4年前にオスプレイの国内配備を受け入れるにあたって、日本政府は過去の事故などを検証したが、今回はそういう姿勢は見られない。

 情報提供も不十分だ。県や市への説明が再開当日に行われたのは、日米当局の誠意を疑わせる。」

事故の原因は、給油ホースがオスプレイのプロペラに接触したためで、空中給油訓練は行わないとすれば、許可せざるを得ないかもしれません。
あまり言うとトランプ氏の反撃が怖いのかも。


朝日です。
「しかし、今回の事件が起きたのは、中国からはるか遠く、フィリピン周辺の海域である。

 中国は、南シナ海の大半を囲むようにしてU字形の「9段線」を描き、この海域に優先的管轄権を有すると主張してきたが、今年7月にあったオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の判決で全面否定された。

 中国側の発言から透けて見えるのは、判決の論点に正面から触れるのを避けて別の議論を持ち出し、南シナ海全域における自国の権利にこだわる姿勢だ。

 南シナ海では、中国がスプラトリー(南沙)諸島で埋め立てた7カ所の岩礁に防空システムを配備したことが明らかになったばかりだ。これも海域の安全確保に逆行する動きとして憂慮される。」

これにはやりきれない思いです。

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