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『龍馬伝』 ~秘話かも?-1-

2011-06-01 06:31:48 | 日記
今日は、愛知教育大学附属名古屋小学校で行われた第58回小学校教育研究発表協議会へ参加しました。

その記念講演として、『龍馬伝』の脚本家 福田 靖さんのお話を聴きました。
その概要を紹介します。



これ以後の記録は、筆者のメモを主観を交えて脚色?を加えたものです。内容に関して、福田氏、並びに附属小学校には一切の責任はありません。

子どもに見せたい番組3位に『龍馬伝』が選ばれた。これは、他の何よりの賞より嬉しい。その理由は後ほど。

なぜ脚本家になったかを15分ほどで話したい。



生まれは、山口県周防市。
サラリーマンの父とヤクルトおばさんの母をもつ、ごく普通の家に産まれた。
親戚にも、文学博士とか大学教授はいない、普通の家。
小中学校ではそこそこ優秀で、地元の進学校に入ったら落ちこぼれ。
勉強の習慣がないので、取り戻せない。

救われたのが、誘われて覗いた演劇部の3年間。とても楽しかった。

受験は、当然ながらことごとく落ちて失敗。浪人した。
そこでは、一時期真剣に勉強し、明治学院大学に合格した。

フランス文学科に入学し、フランス文学を読めばいいと思ったら、
何とフランス語を勉強。さっぱりわからない。
サークルはあったが、高校ほどは興味がない。

4年生の時単位が不足し、これからめいっぱいがんばっても4年で卒業できないことが判明。いろいろ考えたが中退した。

ダメ人間で逃げてばかり。
結局、劇団をつくる。

記念すべき第1回め。

100人ほどの会場がいっぱいになった。裏方をし、
脚本と演出を担当した。

うけた!

「これだ!」と思った。



そこで考えた。

「これまで逃げていたんじゃない。探していたんだ!」

明日に続きます。

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