心理学を学ぼう
心理学は、心と行動の学問です。心理学のテクニックを学び、仕事などに生かしていきましょう。
今日は片面提示・両面提示・親近効果です。
片面提示(一面提示)とはコミュニケーションの際、メリットだけを伝える ことです。
一方、メリットだけでなくデメリットの部分も伝えることを両面提示(二面提示)といいます。
始めていった店で、「こちらのカメラは、すごく機能が充実しています。」と一方的に進められたら?逆に疑いませんか?これが片面提示です。
しかし、「こちらのカメラは、すごくこの機能が充実していますが、○○で劣ります」
「これに対してこちらは○○がよいのですが、この機能は見劣りします」
これが両面提示です。より信頼できますよね。
片面提示は信頼関係がある相手にはよいでしょうが、そうでないときには両面提示が有効です。
しかも、
A「この薬を飲めば、あなたの病は治りますが、副作用があります。」
B「この薬を飲めば、副作用がありますが、あなたの病は治ります。」
どちらが治る気がしますか?
Bですね。それが親近効果です。
より伝えたい方を最後にいう。これが、両面効果の親近効果です。
親近効果は最後に聞いた主張の方が、記憶に残りやすいという効果なのです。
人を褒めるときには、後で褒めましょう。
使える技ですよ!
出典 心理学用語辞典(用語集) https://linexat.com/mental/
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