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キューバの学力-3-

2009-12-03 06:16:54 | 社会科こぼれ話
1962年10月22日、米・ケネディ大統領はテレビ演説で国民にキューバにミサイルが持ち込まれた事実を発表し、ソ連を非難しました。
その後アメリカ軍部隊へ準戦時体制を発令し、ソ連との全面戦争に備え、アメリカ国内の核弾頭搭載の弾道ミサイルを発射準備態勢に置きました。
ソ連もソ連や国内7やキューバでミサイル発射準備に入り、まさに核戦争の危機が目前にまで迫りました。


このミサイルを写した航空写真は有名です。

さて、キューバの教育水準の高さの理由の続きです。
中学校では15人の少人数学級です。日本と決定的に違うのは、英語と体育は専門の教師が教える以外は、一人の教師がビデオやコンピューターを使ってそれ以外のすべての教科を教えることです。

教育省の方の説明です。

「教師は教室で生徒たちがアイデアをわかちあい、議論できるように勉強のやり方と情報の見つけ方を教えています。その方が、一人だけで勉強するよりも、ずっと良い結果が得られるのです。生徒たちが問題を克服できるように家庭教師や師匠以上のものとなって一緒に助けているのです。」

これは、試行錯誤の結果だそうです。
多くの学校がが目指している学び合いの考え方と同じです。
15人の少人数学級は真似ができませんが、学び合いは真似ができます。
日本の学校に学び合いが広がり、学力が向上することを望みます。

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