あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

12月19日の社説は・・・

2015-12-19 05:30:50 | 社説を読む
昨日の余波はあるか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日銀の補完策 出口が遠のくばかりだ
・ 橋下氏の引退 劇場型政治の功罪

読売新聞
・ 衆院選制度改革 格差の是正へ党利党略を排せ(2015年12月19日)
・ 携帯料金軽減策 利用者間の不公平解消したい(2015年12月19日)

毎日新聞
・ 衆院改革答申案 現実的な策ではないか
・ 活字文化と税 「知」の普及妨げぬよう

日本経済新聞
・ わかりにくさ拭えぬ日銀の緩和補完策
・ 韓国の言論の自由に疑念残る

産経新聞
・ 米国利上げ 新興国への影響見極めよ
・ 携帯料金引き下げ 利用者間の不公平なくせ
   
中日新聞
・ 補正予算案 選挙目当てでは困る
・ 中国の「脱貧困」 真の「共同富裕」には

※ 日経と産経は昨日を補完しました。

 日銀の緩和補完策が2社出ています。

 ここでは中日を見て見ましょう。

「中国の習近平国家主席が全面的な「小康社会」実現のため脱貧困へ大号令をかけた。格差是正は急務だが、真の「小康社会」には経済の底上げだけでなく、文化や道徳のレベルアップも必要だろう。

 中国の「小康社会」とは「いくらかゆとりのある社会」という意味である。その全面的な実現のため、「脱貧困」をテーマとする重要会議が十一月末に開かれ、中国の基準で七千万人余残るとされる貧困層を二〇二〇年までに解消することを確認した。

 会議で習主席は「貧困を解消し共同富裕を実現することは社会主義の本質的な要求」と述べた。」

 ここまでは言うことはわかります。

「中国は世界第二の経済大国になったが、国民一人当たりの国内総生産(GDP)は世界八十位程度である。途方もない格差の是正こそ社会安定のために急務であるという問題意識は理解できる。」

 その通りです。
 その格差は、日本では考えられないレベルです。
 それが社会主義?

「だが、国民がいくらかのゆとりを実感できる「小康社会」の実現と言うならば、経済的困窮から脱するだけでは不十分であろう。

 大気や水の汚染など国民の健康に直結する環境改善や資源保護、まん延する拝金主義の一掃など、文化や道徳を高めて真に国民が暮らしやすい社会にしていくことが肝要であろう。」

 かつては儒教道徳がさかんでしたが、共産党の政策により、宗教的なものは廃止させられました。
 それが、現在のモラルのなさを生んでいます。

「会議では、「脱貧困」のため教育の重要性も強調された。貧困層が扶助や社会保障に依拠するだけでなく、教育を通じて自らの生活水準を高める努力もいるだろう。」

 その通りです。
  

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。