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二川宿へ行ってきました-3-

2017-01-30 05:53:41 | 取材・旅行
二川宿レポート3回目です。

本陣のお殿様の部屋を見てみましょう。



日本だけではありません。
世界中で、高さで地位や権威を表す文化があります。
これは古代エジプトから、また中国やインダス、その他インカ・アステカなど、過去も同じです。

日本でも、国会議事堂の議長席は高いところにあり、天皇陛下の席はさらに高いところにあります。

殿様の席も一段高い畳が使われています。



殿様のトイレです。







風呂場です。



同じ風呂場でも身分によって変わります。

位が高いと


一般の人は


トイレは




旅籠の食事は?


メニューは


部屋は相部屋で、1泊2食付きで約3,000円です。

ここが帳場。


旅籠の全体像です。


駒屋に移動します。






商家「駒屋」は、主屋・土蔵など8棟の建物から出来ています。

二川宿で商家(質屋だそうです)を営みながら、問屋役や名主などを勤めた田村家の遺構です。

豊橋市内に数少ない江戸時代の建造物で、当時の商家の一般的な形式を良く残していることから、平成15年5月に豊橋市指定有形文化財となりました。その改修費は7億何千万だとか。
新築の方がはるかに安いのです。それが文化財の修復です。

商家「駒屋」の公開によって、二川宿は本陣・旅籠屋・商家の3か所を見学できる日本で唯一の宿場町となったのです。
ただ、あまり商家の跡は残っていませんが・・・。





ぜひお出かけください。

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