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1月29日の社説は・・・

2014-01-29 05:54:22 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。
今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 建設の人不足―実習生頼みは安直だ
・ 研究不正疑惑―政府の責任で解明を

読売新聞
・ 衆院代表質問 「責任野党」の中身が問われる
・ 学習指導解説書 「尖閣」「竹島」の明記を起点に
 
毎日新聞
・ 国会代表質問 「補完野党」に陥るな
・ 都知事選と五輪 「成功」の中身、具体的に

日本経済新聞
・ 与野党は経済政策メニュー示し競い合え
・ 異論を認めぬ習政権の体質

産経新聞
・ 代表質問 活発な安保論議歓迎する
・ 貿易赤字最大 「もの作り」で反転攻勢に

中日新聞
・ 代表質問 「民意」をぶつけてこそ 
・ 農薬混入事件 食の信頼回復に全力を

※ 教育系ブログとしては、読売を取り上げないわけにはいけません。 

「日本の将来を担う子供たちに、領土に関する正しい知識を習得させることが大切である。
 文部科学省が、中学校と高校の学習指導要領の解説書に、尖閣諸島と竹島を初めて「我が国固有の領土」と明記する改定を行った。」

 改訂の内容については、このあと紹介します。

 「従来の解説書では、竹島について、中学社会科の地理的分野で触れるよう求めていたが、「固有の領土」という直接的な表現は避けていた。高校の地理では「中学校における学習を踏まえる」としか記述されていなかった。
 尖閣諸島に関しては、中高いずれも言及されていなかった。
 こうした解説書の内容が、領土問題を必ずしも重視しなくても構わないといった誤解を教育現場に与えた面は否定できない。」

 これで、次回の教科書には明記されることでしょう。

 「竹島は、遅くとも江戸時代初期の17世紀半ばに日本が領有権を確立し、1905年に閣議決定を経て、島根県に編入した。ところが、韓国が52年、竹島を取り込む形で一方的に「李承晩ライン」を設定し、不法占拠を続けている。
 尖閣諸島は、1895年1月、中国の支配が及んでいないことを確認した上で領土に編入した。これは、日清戦争を終結させた下関条約の調印前のことである。
 中国側が領有権を主張し始めたのは、周辺海域で石油埋蔵が判明した後の1970年代以降だ。
 こうした歴史的経緯を踏まえ、日本政府の見解が国際法上、正当な根拠に基づくことを生徒にきちんと教える必要がある。」

 その通りで、感情的でなく、歴史的経緯を教えることが大切です。
 

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