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1月27日の社説は・・・

2018-01-27 05:40:49 | 社説を読む
テーマが分かれそうです。

朝日新聞
・ 憲法70年 野党からの重い指摘
・ 草津の噴火 火山防災を加速しよう

読売新聞
・ 介護報酬改定 自立支援強化へ効果は疑問だ(2018年01月27日)
・ 「習近平思想」 個人崇拝の復活が懸念される(2018年01月27日)

毎日新聞
・ 米大統領がTPP復帰言及 戦略の見直しなら歓迎だ
・ 超高齢化への介護報酬改定 認知症の対策が足りない

日本経済新聞
・ 相続制度の見直しを機に自らも備えを
・ iPS論文不正が問うもの

産経新聞
・ 憲法と政党 改正論議の加速が必要だ
・ 北朝鮮の密輸船 海の「抜け穴」を見逃すな

中日新聞
・ 佐川国税庁長官 納税者を甘く見るな
・ 介護の見直し 担い手の確保忘れずに

※ 憲法について、朝日と産経が正反対です。

産経です。
「憲法改正の「一丁目一番地」はむろん9条である。現憲法の最大の欠陥は、国と国民を守る軍や自衛隊に関する規定がない点だ。北朝鮮や中国の脅威を前に国防の重要性は高まっている。
 いまなお「自衛隊違憲論」が生じる状態を放置できるはずがない。早急に正さねばならない。
 理解に苦しむのは、与党の公明党の姿勢や、日本維新の会以外の野党が積極的な行動を示さない点である。」

「立憲民主党の枝野幸男代表は、首相とは憲法観が異なるとして、「まっとうな議論ができるはずもない」と議論自体を否定した。

 首相は施政方針演説で「国のかたち、理想の姿を語るのは憲法です」と語った。それを「特異」だと決めつけ、批判する方がよほど特異な認識ではないか。」

憲法とは何かの根本がずれています。

朝日はいいます。
「重ねて言う。憲法は国家権力を制限し、国民の人権を保障する規範である。だからこそ、改正には一般の法律より厳しい条件が課されている。」

憲法は多義的な概念です。
これは憲法解釈の1つではありますが、世界共通の普遍的なものではありません。

産経:国のかたち、理想の姿を語るもの

朝日:国家権力を制限し、国民の人権を保障する規範

これだけ違えば、議論になりません。


毎日です。
「2018年度の介護報酬改定の内容が決まった。医療と連携して退院支援やリハビリを強化し、自立生活を促すことなどが柱だ。

 高コストの病院内で高齢者を抱え込むのではなく、介護施設や地域生活の支援を強化するのは重要だ。

 ただ、認知症への対策はまだまだ不足している。必要な介護人材を確保し、対応を急がねばならない。」

「認知症」は、病気で治るものなのか、老化現象でどうしようもないものなのか、よくわかりません。
人生100年時代、医学のさらなる前進を期待します。

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