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10月23日の社説は・・・

2019-10-23 05:42:43 | 社説を読む
全社が即位礼正殿の儀でしょう。

朝日新聞
・ テコンドー協会 体制を一新して出直せ
・ 即位の礼 前例踏襲が残した課題

読売新聞
・ 即位の礼 伝統儀式の挙行を祝いたい
・ 体力・運動能力 心地よい汗流し豊かな人生に

毎日新聞
・ 陛下の即位の礼 多様性尊ぶ国民の象徴に
・ 革新投資機構が新体制 存続させる意義はあるか

日本経済新聞
・ G20はリブラ巡る不安払拭へ議論深めよ
・ 命守る教育、学校から地域へ

産経新聞
・ 源氏物語の写本 さらなる研究成果に期待10.23 05:00
・ 即位ご宣明 国柄を誇り「令和」築こう

中日新聞
・ 一票の不平等 政治の怠慢には厳しく
・ 離島に弾薬庫 強引な姿勢が目に余る

※ 4社が即位礼正殿の儀を取り上げました。中日は一昨日、日経は昨日取り上げています。

朝日です。
正殿の儀をめぐっても、天孫降臨神話に由来する高御座(たかみくら)に陛下が立ち、国民の代表である三権の長を見おろす形をとることや、いわゆる三種の神器のうち剣と璽(じ)(勾玉〈まがたま〉)が脇に置かれることに、以前から「国民主権や政教分離原則にそぐわない」との指摘があった。

 だが政府は「前回検討済み」として、見直しを拒んだ。前回の式典のあり方に対し、大阪高裁から疑義が表明された経緯などには目を向けず、天皇の権威を高めるために明治になって作られた形式にこだわった。


「恩赦も実施された。要件を絞って対象者は前回の約5分の1(55万人)になったものの、司法の判断を行政が一方的に覆す措置に反対論も根強かった。まして皇室の慶弔と結びつけば、支配者が慈悲を施すかのような色彩を帯びる。犯罪被害者を守り、その思いを大事にしようという社会の要請にも反する。それでも先例が優先された。」

「秋篠宮さまが昨秋の会見で、「宗教色が強い儀式を国費で賄うことが適当か」と疑問を投げかけた。公費を充てることの困難さは昭和天皇も感じていたとみられ、皇室の私的活動費である内廷費を節約して積み立ててはどうかと側近に話していたという。だがこの問題についても政府は「すでに閣議了解している」というだけで、真摯(しんし)に向きあうことはなかった。」

読売は真逆です。
戦前の昭和天皇の即位礼では、当時の首相が中庭まで降りて天皇を仰ぎ見ながら万歳を発声した。これに対し、安倍首相はこの日、陛下と同じ殿上に立ち、お祝いの寿詞よごとを述べ、万歳三唱した。

 今回、憲法の国民主権との整合性を取った平成の即位礼の内容を踏襲したのは理解できる。



読売です。
「体育の日に合わせて、スポーツ庁が6~79歳を対象にした6万人規模の調査結果を発表した。1964年の東京五輪以来、毎年続いている調査である。

 目立つのは、65歳以上の高齢者の体力が向上していることだ。20年前のデータと比較すると、70代後半の人の柔軟性は60代後半並みだった。バランスや持久力でも5歳以上若返った。

 時間的、経済的余裕があり、運動する機会に恵まれていることが背景にあるのだろう。

 6分間にどれだけの距離を歩けるかを測る「歩行能力」の成績が良い高齢者ほど、「生活が充実している」と感じていたという。体力への自信が人生の満足度を高めていることがうかがわれる。

 運動には様々な効能も期待できる。ランニングや水泳などの有酸素運動で、血管が若返るとの報告が相次いでいる。運動習慣のある人は、うつ病の発症リスクが低いという海外の研究もある。

 心身の健康を保つ上で、運動する習慣をつけることが大切だ。」

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