安倍改造内閣が並ぶでしょう。
朝日新聞
・ 朝鮮学校判決 学びの保障を最優先に
・ 安倍新体制 信頼回復には程遠い
読売新聞
・ 安倍改造内閣 惰性を排し困難な課題に挑め(2018年10月03日)
毎日新聞
・ 安倍内閣の新布陣 長期的課題が担えるのか
・ 福島処理水の基準超え 変わらぬ東電の隠蔽体質
日本経済新聞
・ 「和の政治」で政策を前に推し進めよう
・ 対話なき辺野古移設は難しい
産経新聞
・ 内閣改造 「骨太の政治」に邁進せよ 首相は社保改革の全体像示せ
中日新聞
・ 改憲より信頼回復だ 安倍改造内閣が発足
※ 改造内閣が並びました。
朝日は本当に安部首相が嫌いなことがわかります。
「総裁選で支持してくれた派閥にポストで報いる。「政治とカネ」の問題を引きずる側近も、党の要職に据える。こんな内向きの人事では、政治や行政への信頼を取り戻し、難しい政策課題に取り組む足場を固めることなどできはしまい。」
読売は「腐心した布陣」としました。
「安倍首相が内閣と自民党の基盤を固め直す人事に踏み切った。惰性を排して、困難を伴う内外の課題に取り組み、成果を上げねばならない。
自民党総裁選での連続3選を受け、首相は第4次安倍改造内閣を発足させた。要所に実力者を配した上で、入閣経験のない議員を積極的に登用した。
安定感の確保と、党の活性化に腐心した布陣である。」
毎日は4名の実名を挙げています。
「片山さつき地方創生担当相は貧困家庭の子どもを中傷するようなツイートをして物議を醸したことがある。参院外交防衛委員長のときには審議に遅刻して謝罪した。
原田義昭環境相は過去に学歴詐称問題で副文部科学相を辞任したほか、歴史認識をめぐっては旧日本軍の「南京大虐殺」に関する政府見解の見直しを求めたことがある。
桜田義孝五輪担当相も「慰安婦はビジネスだ」との発言を批判されて撤回しており、安倍首相を支持する強硬な右派からの起用が目立つ。
党人事では、2016年に現金授受問題で経済再生担当相を辞任した甘利明氏を選対委員長に起用した。」
日経は「そう的外れではない」と絶妙な言い回しです。
「「しっかりとした土台の上に、できるだけ幅広い人材を登用していきたい」――。安倍晋三首相がこう事前予告した通りの顔ぶれの改造内閣が始動した。政権の骨格である側近グループを留め置く一方、自民党の各派閥の要望を大幅に取り入れ、党内力学に目配りした布陣となった。
今回の人事の特徴は、初入閣が12人を占め、2012年の政権復帰以降で最も多かったことだ。しかも、各派閥が長らく押し込みたかったベテラン級が目立つ。自民党総裁選の論功行賞、入閣待望組の滞貨一掃という評価は、そう的外れではない。」
産経は「当然」「妥当」と表現しています。
「首相が一連の人事で、憲法改正など基本路線の一致を重視したのは当然だ。政権の骨格として麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官、二階俊博幹事長らを続投させた。北朝鮮情勢をにらみ河野太郎外相を、日米通商交渉のため茂木敏充経済再生担当相をそれぞれ留任させたのも妥当である。
同時に、総裁選で戦った石破茂元幹事長の派閥に属する若手、山下貴司氏を法相に抜擢(ばってき)した。自民党に党内抗争をしている余裕はない。挙党態勢をとるべきだ。」
中日です。
「注目したいのは憲法改正に向けた自民党の布陣だ。
党の改憲原案を取りまとめる党憲法改正推進本部長には下村博文元文部科学相を、原案を国会提出する際、了承が必要な総務会を取り仕切る総務会長には、加藤勝信前厚生労働相を起用した。」
冷静に書いています。ただ、「改憲」と「信頼回復」は概念が違いすぎます。
朝日新聞
・ 朝鮮学校判決 学びの保障を最優先に
・ 安倍新体制 信頼回復には程遠い
読売新聞
・ 安倍改造内閣 惰性を排し困難な課題に挑め(2018年10月03日)
毎日新聞
・ 安倍内閣の新布陣 長期的課題が担えるのか
・ 福島処理水の基準超え 変わらぬ東電の隠蔽体質
日本経済新聞
・ 「和の政治」で政策を前に推し進めよう
・ 対話なき辺野古移設は難しい
産経新聞
・ 内閣改造 「骨太の政治」に邁進せよ 首相は社保改革の全体像示せ
中日新聞
・ 改憲より信頼回復だ 安倍改造内閣が発足
※ 改造内閣が並びました。
朝日は本当に安部首相が嫌いなことがわかります。
「総裁選で支持してくれた派閥にポストで報いる。「政治とカネ」の問題を引きずる側近も、党の要職に据える。こんな内向きの人事では、政治や行政への信頼を取り戻し、難しい政策課題に取り組む足場を固めることなどできはしまい。」
読売は「腐心した布陣」としました。
「安倍首相が内閣と自民党の基盤を固め直す人事に踏み切った。惰性を排して、困難を伴う内外の課題に取り組み、成果を上げねばならない。
自民党総裁選での連続3選を受け、首相は第4次安倍改造内閣を発足させた。要所に実力者を配した上で、入閣経験のない議員を積極的に登用した。
安定感の確保と、党の活性化に腐心した布陣である。」
毎日は4名の実名を挙げています。
「片山さつき地方創生担当相は貧困家庭の子どもを中傷するようなツイートをして物議を醸したことがある。参院外交防衛委員長のときには審議に遅刻して謝罪した。
原田義昭環境相は過去に学歴詐称問題で副文部科学相を辞任したほか、歴史認識をめぐっては旧日本軍の「南京大虐殺」に関する政府見解の見直しを求めたことがある。
桜田義孝五輪担当相も「慰安婦はビジネスだ」との発言を批判されて撤回しており、安倍首相を支持する強硬な右派からの起用が目立つ。
党人事では、2016年に現金授受問題で経済再生担当相を辞任した甘利明氏を選対委員長に起用した。」
日経は「そう的外れではない」と絶妙な言い回しです。
「「しっかりとした土台の上に、できるだけ幅広い人材を登用していきたい」――。安倍晋三首相がこう事前予告した通りの顔ぶれの改造内閣が始動した。政権の骨格である側近グループを留め置く一方、自民党の各派閥の要望を大幅に取り入れ、党内力学に目配りした布陣となった。
今回の人事の特徴は、初入閣が12人を占め、2012年の政権復帰以降で最も多かったことだ。しかも、各派閥が長らく押し込みたかったベテラン級が目立つ。自民党総裁選の論功行賞、入閣待望組の滞貨一掃という評価は、そう的外れではない。」
産経は「当然」「妥当」と表現しています。
「首相が一連の人事で、憲法改正など基本路線の一致を重視したのは当然だ。政権の骨格として麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官、二階俊博幹事長らを続投させた。北朝鮮情勢をにらみ河野太郎外相を、日米通商交渉のため茂木敏充経済再生担当相をそれぞれ留任させたのも妥当である。
同時に、総裁選で戦った石破茂元幹事長の派閥に属する若手、山下貴司氏を法相に抜擢(ばってき)した。自民党に党内抗争をしている余裕はない。挙党態勢をとるべきだ。」
中日です。
「注目したいのは憲法改正に向けた自民党の布陣だ。
党の改憲原案を取りまとめる党憲法改正推進本部長には下村博文元文部科学相を、原案を国会提出する際、了承が必要な総務会を取り仕切る総務会長には、加藤勝信前厚生労働相を起用した。」
冷静に書いています。ただ、「改憲」と「信頼回復」は概念が違いすぎます。