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1月13日の社説は・・・

2016-01-13 05:33:38 | 社説を読む
テーマは別れそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 首相と憲法 何のための改正なのか
・ スポーツ競技 女性の健康守る方策を
 
読売新聞
・ 首相3分の2発言 憲法改正へ幅広い合意目指せ(2016年01月13日)
・ 朝鮮半島緊張 北のさらなる挑発を許さない(2016年01月13日)

毎日新聞
・ 給付金3万円 矛盾している政府説明
・ 首相の憲法発言 数合わせよりも中身だ

日本経済新聞
・ 民間の力がカギ握る高齢者の就労支援
・ 香港の言論の自由が危うい
 
産経新聞
・ 拉致と核実験 包括解決へ制裁の強化を
・ 中国経済の混迷 改革に揺らぎは許されぬ
  
中日新聞
・ 株安の進行 海外要因だけなのか
・ ドイツ難民犯罪 試される人道と理性

※ 憲法関連が3社並びました。

朝日です。

「安倍政権は、閣議決定による憲法解釈の変更によって9条を変質させてしまった。53条に基づく野党からの臨時国会召集の要求も無視した。憲法軽視は目にあまる。

 改憲ありきで数を集めようという首相の姿勢は、危ういと言わざるを得ない。」

毎日も同様の趣旨ですが、真逆が読売です。

「憲法は今年11月に制定70周年を迎えるが、一度も改正されていない。この間、国内外の劇的な変化に伴い、憲法と現実には様々な乖離かいりや矛盾が表面化している。

 これを解消するため、おおさか維新の会や日本のこころを大切にする党とも協力し、改正発議に必要な3分の2以上の多数の確保を図る首相の姿勢は理解できる。」

新聞社同士、議論を戦わせてほしいものです。


再び朝日です。女性アスリートを取り上げました。

「何とも残念な数字である。日本産科婦人科学会と国立スポーツ科学センターが去年、女性のスポーツ選手の健康調査を公表した。対象は各競技のトップクラスや大学生らだった。

 体操や新体操に取りくむ女性の無月経の割合は、一般の大学生に比べて10倍近かった。陸上の中・長距離や、自転車の長距離走など持久系種目では49・1%が疲労骨折を経験していた。一般は4・3%だった。

 多くの女性選手が体の異常を抱えながら競技している実態が浮き彫りになった。」

だからどうする?が問題です。
健康教育ならよいのですが、方向違いの規制が入らないかが心配です。


日経です。

「中国大陸の「発禁本」を多く扱う香港の書店の関係者5人が相次いで失踪し、香港のみならず世界の関心を集めている。中国共産党政権のメディア統制が香港に「越境」してきたとの警戒感からだ。

 香港の商業区にある銅鑼湾(どらわん)書店は、共産党政権のスキャンダルなど真偽不明の「暴露本」と、共産党幹部の回顧録など手堅い近現代史の本を、主に販売している。この書店と親会社の幹部らが昨年10月から年末にかけ、次々と行方知れずになった。」

これは由々しき問題です。
国連の人権機関が乗り込んでもよいレベルでしょう。

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