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フルトヴェングラー-1-

2019-04-07 06:01:10 | 音楽雑感&関連サイト
 あなたが好きな指揮者を5人選ぶと?と尋ねられたら、クライバー、アバド、カラヤン・・・、やはりフルトヴェングラーは外せません。


 画像は日本フルトヴェングラー協会HPからお借りしました。

 録音が悪いのはハンディですが、曲に入ると気になりません。

 彼は、カラヤンの前にベルリン・フィルの音楽監督を務めた、20世紀前半を代表する指揮者です。1886年にベルリンで生まれ、1954年に亡くなっています。

 なぜ彼をよく聴くのか?

 「ブラームスは、自分の交響曲をどんな曲にしたかったのか?」を知りたいからです。

 作曲者は、曲のイメージを「音符」という記号に変換します。その「音符」を、指揮者が「音」に再変換して作曲者のイメージを再現します。
 しかし、作曲者の思いがそのまま伝わるとは限りません。

 こんな逸話があります。
 トスカニーニは、ヴェルディが作曲した曲を、彼自身の指揮で練習していました。ヴェルディはトスカニーニに「もっと・・・の感じで」と要求しましたが、トスカニーニは、「でも、楽譜にこう書いてあります」と答えたそうです。
 作曲者の思いのすべてを譜面に表すのは難しいのです。

 例えば、ベートーヴェンは、彼自身の楽譜に疑問が持たれています。速度記号など、ありえない速さで書かれているのです。これは、メトロノームが現代と異なっていたのかもしれないと解釈されています。
 それでは、指揮者でもあるブラームスは自分の交響曲をどう演奏したのか?

 レコードなどの記録にないので分からないのです。
 だったら、ブラームスが生きていた時に生きていた人の演奏を聴くのがヒントになる?

 フルトヴェングラーのブラ1を聴いてみましょう。 

 ここから https://www.youtube.com/watch?v=uGexRHe2iBk

 明日に続きます。

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