・ 成人の日 若者の参加促す社会に
・ 災害時の支援 わが町を守るためにも
・ 災害時の支援 わが町を守るためにも
・ 探る’23 分断進む世界経済 歴史に学び共存の知恵を
・ 食料自給率の向上へ農政の転換を
・ 成人の日 自分を大切にする大人に
・ イランの人権デモ 体制は追い込まれている
・ イランの人権デモ 体制は追い込まれている
・ 成人の日に考える 永遠の助走を始める日
※ 成人の日については昨日触れたので、毎日を見てみましょう。
米中対立の激化やロシアのウクライナ侵攻を受け、グローバル経済の分断が深まっている。
冷戦終結後に進んだ相互依存を逆手に取り、経済的な手段を武器にして影響力を行使する動きが常態化している。産業構造の変革期を迎え、技術や資源を囲い込む国も増えた。国際社会には不信感が渦巻いている。
インドネシアが蓄電池の原料ニッケルの輸出を禁止したのは2020年のことだ。世界最大の産出国という強みを生かし、採掘から精錬、電池製造まで国内で完結させ、電気自動車の産業化を進める。狙いは当たり、中国や韓国からの企業進出や投資が急増した。
欧州連合(EU)が世界貿易機関(WTO)に提訴したが、輸出は止まったままだ。貿易を巡る争いで最高裁にあたる上級委員会の委員が不在のため、たなざらしの状態が続く。自由貿易の旗振り役であるはずの米国が、WTOの紛争解決制度に不満を持ち、委員選出を拒んでいるためだ。
このあとも分断の事実が並びます。
世界の今を理解するには秀逸の社説です。