あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

4月12日の社説は・・・

2014-04-12 05:50:49 | 社説を読む
エネルギー計画でしょう。
賛成3社と反対3社がそれぞれの意見を載せることでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ エネルギー計画―これがメッセージか
・ 台湾学生運動―中国に響け、自由の声

読売新聞
・ エネルギー計画 「原発活用」は現実的な戦略だ
・ 福島の放射線 帰還住民の不安に応えたい
 
毎日新聞
・ エネルギー計画 これは計画に値しない
・ 台湾議場占拠 歓迎したい平和的決着

日本経済新聞
・ 複眼思考でエネルギー政策進めよ
・ 「脱デフレ」へ企業は変化を先取りしよう

産経新聞
・ 内閣人事局 「国益より省益」打破せよ
・ ウクライナ東部 露の介入阻止する支援を 

中日新聞
・ 原発回帰の危険な道 新エネルギー基本計画
 
※ 10日に意見を表明した産経以外は、予想通りの反応です。

反対3社です。

朝日「露骨に本音を出して国民の余計な反発は買うまい――。エネルギー政策で安倍政権が続ける焦点外し戦略である。」

毎日「「安全神話」は崩壊したと改めて肝に銘じなければならない。原発依存からは、できるだけ早く脱却すべきなのだ。それには社会的なコストもかかる。政府は国民の理解を得ながらエネルギー政策の具体化を急ぎ、原発に依存しない社会への道筋を示していくべきだ。」

中日「新しい国のエネルギー基本計画は、福島の事故はもう忘れ、原発を使い続けようという宣言なのか。国の指針として、危険な道を示すべきではない。
 やっぱり原発回帰である。」

賛成3社

読売「迷走した日本のエネルギー政策を、正常化する大きな一歩である。電力の安定供給体制の立て直しが求められよう。
 政府がエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画を閣議決定した。
 最大の焦点だった原子力発電所については、昼夜を問わずに発電する「重要なベースロード電源」と位置付けた。安全性を確認した原発の再稼働も明記した。
 民主党政権が掲げた「脱原発路線」に、正式に決別する妥当な内容と言える。」

日経「東日本大震災による電力の供給不安は拭えていない。原発が停止し発電量の9割を火力に頼り、化石燃料の輸入費が膨らんでいる。それらを考えれば、民主党政権が掲げた「原発ゼロ」を転換し、原発について一定の位置づけを示したのは現実的といえる。」

10日産経「原発を、常に電力を安定的に供給できるという意味の「重要なベースロード電源」と位置付け、安全性を確認すれば再稼働させると明記した。民主党政権下でとられた無責任な脱原発から脱却したことは評価したい。」

多様な意見があってこその民主国家。
ぜひ、テレビで、各新聞社論説同士の討論を見てみたいものです。
 

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。