あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

2月26日の社説は・・・

2011-02-26 06:23:31 | 社説を読む
一票の格差についての違憲判決にどう対応するか?
とりあげる社はあるのでしょうか?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 都知事選―これからの東京の話を
・ イレッサ判決―情報はなぜ届かなかった

読売新聞
・ イレッサ訴訟 副作用の警告を重んじた判決
・ 区割り見直し 衆院も選挙制度論議に着手を

毎日新聞
・ 「小沢系」造反 国民不在の倒閣運動
・ 特捜事件可視化 あくまで改革の一歩だ

日本経済新聞
・ 1票の格差是正へ「別枠方式」廃止を急げ
・ イレッサ判決が求めるもの

産経新聞
・ イレッサ判決 がん治療の将来のために
・ 民主の看板政策 びっくりしたのは国民だ
 
中日新聞
・ 1я100ドル突破「油断」の教訓を生かせ
・ 春闘本格化一時金だけでいいのか

※ 以前にも書いたのですが、 

一票の格差を、なぜ有権者数だけで決めるのでしょうか?

予算の範疇は、人だけではありません。
道路や橋などのインフラ、田畑、森林や動植物などの自然環境・・・。

「熊やきつねに選挙権を」とまでは言いませんが、「面積」は重要です。

地方交付税の算定では、人口はもちろん、面積もその要素に含まれています。

当然です。

面積が広ければ広いほど、お金がかかるからです。

議員の数を、単純に人口比だけで配分すると、都会にばかり議員が集中し、税を使う先も都会に流れます。

それでは、富の分配が行われません。

「一票の格差」の算出には、人口だけでなく、面積も加味すべきだと思います。

裁判所は、判例にとらわれすぎないで、新しい発想を期待します。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。