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12月28日の社説は・・・

2015-12-28 05:24:10 | 社説を読む
仕事納めです。
年末年始は、大きなテーマが並びます。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 裁判員裁判 死刑と向き合う機会に
・ 保育事故検証 実ある制度に育てよう

読売新聞
・ 男女共同参画 働き方の見直しを加速したい(2015年12月28日)
・ 笹子事故判決 インフラ管理者への警鐘にも(2015年12月28日)
 
毎日新聞
・ 防衛費5兆円 納得いく説明がほしい
・ 政活費の報酬化 非常識な前例を作るな

日本経済新聞
・ 山積するASEAN共同体の課題
 
産経新聞
・ 国民を守る体制へ舵は切った 次は憲法9条改正へ歩を進めよ
  
中日新聞
・ 歴史に学びたい寛容 年のおわりに考える

※ 一本ものが3社ありました。

まずは朝日です。

「川崎市で3人を殺害した津田寿美年・死刑囚の刑が執行された。市民が裁判員を務める制度のもとで死刑が確定した7人のうち、初のケースとなった。

 携わった裁判員の苦悩はいかばかりか、はかりしれない。」

死刑は、国民が裁いた結果です。向き合わなければなりません。


日経です。

「東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国は31日に「共同体」となる。その名にふさわしい実体をともなっていない面もあるが、経済を軸として統合が進んでいるのは事実だ。

 日本にとってASEANは、平和で繁栄したアジアを築いていくうえでの大切なパートナーといえる。共同体づくりを促し、関係を深めていきたい。

 ASEAN共同体は(1)政治・安全保障(2)経済(3)社会・文化――の3本柱からなる。このうち具体的な取り組みが進んでいるのは、経済共同体(AEC)づくりだ。」

日経らしい社説です。



産経です。

「ただ、国の守りを損なってきた9条の改正が必要なことは変わらない。「戦力の不保持」規定などは、国内で安全保障を議論することさえ忌避する要因となってきた。来年以降の政権の課題は、9条改正への歩みを、具体的に進めることだ。

 まずは位置づけがあいまいな自衛隊について、防衛を担う組織であると明記することが、独立国として欠かせない。」

これも産経らしい社説です。



中日は難民問題です。

「ローマ帝国の教訓

 ドイツの外交官に「難民問題の解決策はあるのか」と尋ねたところ、「(四世紀に始まった)ゲルマン民族大移動の際、異民族に不寛容だった西ローマ帝国はまもなく崩壊したが、寛容だった東ローマ帝国はその後、約千年続いた」との見方を示し、今回の難民問題でも寛容な対応がドイツのためになる、と語りました。東ローマ帝国は政府や軍の高官を、諸民族からも採用していたそうです。

 歴史の教訓に学んで寛容な気持ちを取り戻すこと。多様性、多文化主義の根底には、寛容な精神こそ求められます。」

国連常任理事国云々をいう前には、日本も難民を受け入れなければなりません。
国内に、臨時労働者ではない外国人が一気に増えることになります。
日本人の世論はまだ許してはいません。

どうする、日本!


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