えほんのもりで行われた、日本山岳会学生部パンポチェ登山隊リーダー 蔵本悠介さんの講演を、土井が主観を交えて報告する第13弾。
いよいよ、サムドピーク(6,335m)人類初登頂へ挑みます!
この写真で、左の緑色の丸から、最初の旗になります。山が重なっていますが、サムドピークが隠れています。
BCで2日間休養の後、9月20日、いよいよサムドをアタックです。4時
15分にC2を出発しました。
快適な稜線歩きが続く…
と思っていたら、途中から膝下までの浅いラッセルとなり、かなり時間と体力を奪われます。
ラッセルとは、深い雪を踏みつけて、道をひらきながら進むことです。
ラッセル除雪車から連想した日本的用法で、体力を消耗します。
さらに高度のために息も切れます。
低酸素のため、体調の悪い隊員もいます。
サムド山頂まであと少しです。
この雪壁の向こうに、まだ誰も見たことのない展望が広がっているのです!
強烈な日差しを受けて、雪が一気にゆるみ始めます。
そうなると、雪が重くなり、薄い酸素と闘いながら登ります。
ヘトヘトになり、サムド山頂に着いたのは10時20分のことでした。
C2から6時間かかったことになります。
山頂では初登頂の感動よりも、疲労感とサムド山頂から見るパンポチェの遠さへの絶望感の方が大きかったようです。
とはいうものの、しばらくは記念撮影などをして盛り上がりました。
ついに、全員が前を向いた写真が撮れず…
山頂で1時間30分ほど楽しんでC2へと戻りました。
ともかくも、6人の学生登山隊が、人類初登頂を果たしたのです。
すばらしい快挙です。
明日に続きます…
いよいよ、サムドピーク(6,335m)人類初登頂へ挑みます!
この写真で、左の緑色の丸から、最初の旗になります。山が重なっていますが、サムドピークが隠れています。
BCで2日間休養の後、9月20日、いよいよサムドをアタックです。4時
15分にC2を出発しました。
快適な稜線歩きが続く…
と思っていたら、途中から膝下までの浅いラッセルとなり、かなり時間と体力を奪われます。
ラッセルとは、深い雪を踏みつけて、道をひらきながら進むことです。
ラッセル除雪車から連想した日本的用法で、体力を消耗します。
さらに高度のために息も切れます。
低酸素のため、体調の悪い隊員もいます。
サムド山頂まであと少しです。
この雪壁の向こうに、まだ誰も見たことのない展望が広がっているのです!
強烈な日差しを受けて、雪が一気にゆるみ始めます。
そうなると、雪が重くなり、薄い酸素と闘いながら登ります。
ヘトヘトになり、サムド山頂に着いたのは10時20分のことでした。
C2から6時間かかったことになります。
山頂では初登頂の感動よりも、疲労感とサムド山頂から見るパンポチェの遠さへの絶望感の方が大きかったようです。
とはいうものの、しばらくは記念撮影などをして盛り上がりました。
ついに、全員が前を向いた写真が撮れず…
山頂で1時間30分ほど楽しんでC2へと戻りました。
ともかくも、6人の学生登山隊が、人類初登頂を果たしたのです。
すばらしい快挙です。
明日に続きます…