政党政治発展の歴史—「大正デモクラシー」からみた第1次世界大戦
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1910年代前後、大正時代を迎えようとする日本で「民本」主義と訳されたデモクラシーが、明治憲法の枠内で徐々に現実化されていった。この「大正デモクラシー」の観点から、第1次世界大戦後100年を迎える今日を振り返ることで、あらためてその意義を問い直す。
高い正統性保った「大正デモクラシー」
政党内閣の時代
第1次世界大戦開戦時、流動化した日本政治
初の本格的政党内閣・原敬内閣が登場
高まる「憲政常道」への機運
普通参政権の実施と、世界恐慌による深刻な逆潮
「大正デモクラシー」—国際的協調主義と国内的民主化への大転換点