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5月2日の社説は・・・

2012-05-02 06:20:14 | 社説を読む
野田首相とオバマ大統領の首脳会談をどう評価するか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日米防衛協力―このなし崩しは危うい
・ 中国の人権―「法治」を掲げるのなら
  
読売新聞
・ 日米首脳会談 同盟深化へ戦略的行動重ねよ

毎日新聞
・ 日米同盟 元のもくあみにするな
・ ツアーバス事故 安全対策後手に回った

日本経済新聞
・ 日米同盟の強化に欠かせぬ有言実行
・ 中国の司法が問われている
 
産経新聞
・ 日米首脳会談 対中抑止の実が問われる
・ 増税法案 本気で通す覚悟あるのか
 
中日新聞
・ 日米首脳会談 「軍事」突出を危惧する
・ 東京大空襲訴訟 人道主義で立法を急げ

※ 久しぶりに同一テーマが並びました。
 読み比べ甲斐があります。

次の2社がやや否定的。

朝日「国内で十分な議論もしないまま、首脳同士で勝手に「高み」に達してもらっては困る。」

中日「米国のアジア戦略を反映して軍事面が突出する形になったことを危惧する。」


他社は肯定的な評価をしています。

読売「その逆境(鳩山、菅両首相)の下で野田首相が日米同盟の再建に地道に取り組み、成果を上げたことを評価したい。」

毎日「日米首脳の対話が正常な軌道に戻ったこと自体は喜ばしいが、今回の訪米は、これまでのマイナスをゼロに戻したにすぎない。」

日経「野田首相の公式訪米は、民主党政権の首相として初めてだった。遅ればせながらとはいえ、日米関係はようやく大切な一歩を踏み出したといえる。」

産経「民主党政権下で繰り返された同盟関係の迷走を正し、あるべき方向へ引き戻す再出発点として、訪米を評価したい。」

いずれも、これまでの2人の首相を批判的にとらえています。

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