にをいがけからはじめよう

おみちに引き寄せられて25年。
落ちこぼれようぼくだけど精いっぱいのにちにち。

出会った相手に勇ませ励まされ

2016年03月05日 20時40分21秒 | にをいがけ・おたすけ

今日はどんより空の風も弱い日。
花粉が舞っている嫌な天気だった。
花粉症の人が苦手とする陽気。

10時から午後2時ころまで教会に詰めてまして
御用をして、そのあとにをいがけに出させていただいた。
川越市の名細っていう地域は初めてではないけど
すごい田舎ですよ。


1時間で在宅6人の方。すぐにお断り。4人目の方のあとに
「今日も歩けて良かったなぁぁぁ」なんてしみじみ。
なんもない歩きだけど、昨日と明日をつなぐことが出来たことは
良かった、ありがたいことなんだよなぁぁ

歩かないで終わってしまう日もあるのだけど、
歩いた日の終わりのほうが充実した気持ちになります。

 

5人目の方は一家の主人さんで、腰の低い方のようだ。
こういうものですと伝えるとご自分は履物を脱いで
家にあがって座られました。聞いてくださるようで
私もそばのベンチに腰掛けさせてもらいました。

かしものかりものの理の話をひとつ聞いていただき、
もうひとついいですか?と、、、陽気ぐらしのお話しも
聞いていただきました。ご主人さんは黙って耳を傾けて
おられましたが、きっと『まだかなーー』と終わるのを待ってたよね。

外に出て思ったけど、、なんでご主人さんは黙って聞いてくれたんでしょう。

「どう思われましたか?今のお話」
『・・・・・・』
「何かひとつでもなるほどと思っていただけたならありがたいのですが」
『はい。』と一言。
「今日は勉強させていただけました!ありがとうございました!」
『はい。』
こんな具合。なんだか不思議な、、、、神様の話だけじゃなくて
自分の話、奥さんのこととか聞きたかったね。
お話しをさせてもらうときは、低くならないとこちらに流れてこないんだよね。
反省です。話してやってる風では失格です。
もちろんそんなつもりは全くないけど、分かんないじゃないですかね。。
神様からご覧になったら。。。

 

次の家の方も聞いてくださった。
私がインターホンを目指して庭に入っていくと(大邸宅)
丁度家の脇から奥さんらしき方が出てきたのね。
手にはふきのとう。
ずっと知り合いだったように心に垣根を作らないような
タイプの方なんでしょうかね。。話しやすくって。
ふきのとうをてんぷらにしてあとは、、、なんとかかんとか
晩御飯のメニューのことを言ってくださって、、


家族の方々、みんな元気ですという話になって
「身体を動かしているのは心なんですよ」
て流れになってきた。奥さんは驚かれてまして、、、、
『心が身体を動かしているの?!』
「心の使い方しだいで病気にもなるし、
家の中で揉め事が起きてくるくることもあるんですよ」
って話の流れになった。素直に聞いてくださって
受け入れてくださったことが嬉しかったしありがたかったね。

ふきのとうのようなものを食事に出すと義父母が喜んで
くれるんだって。やっぱ旬のものですからね。
「そうか、、旬のものは親が喜んでくれるんだなーーー」
確かにそうだ!!
昔の話よりも今の話のほうが理の親は嬉しいんだよね。

・・・なんて思わせていただく。

今日も歩けて良かった。出会いをありがとうございました。