一戸建ての戸別訪問。
インターホン越しでの会話。
『なにか読むものがあったらポストへ入れといて』
「今日は持っていないんですよー。直接聞いていただくしかないんです。」
『今度来た時に入れておいてくれたらいいから』
「今度来た時ですか?」
『そうだよ。頑張ってーーーー』
「分かりましたーーー」
と言って、私は一方的にインターホンに向かって
笑顔で右手を振ってしまいました。
なにをやっているんだ。
手を振るなんて、、、インターホンに向かって。
大体、再びこのお家にたどり着けるかわかんない。
なんとかこの家の玄関先にふたたび立てるように
頑張ってみようかと思いました。
今日はそんなでもなかった。
空を見上げれば、雲がたくさん浮かんでいたから。
暑かったけど、ある瞬間から風が吹き出すようになってました。
おやさまは、にをいがけに歩いたものだけに
分かるものを下さっているんだって。歩いた人には必ず
おやさまを感じさせていただきたいもんですね。