にをいがけからはじめよう

おみちに引き寄せられて25年。
落ちこぼれようぼくだけど精いっぱいのにちにち。

空回りからの着地かな

2021年11月18日 17時05分49秒 | にをいがけ・おたすけ
今日は拍子抜けした。
こんなにも拍子抜けの日は珍しい。

元気でありがたいよ。
『昨日検査に行ったから今日は調子がよくないから
明日にしてほしい』と言われて
「わかった」と電話で約束をした。
このとき、午前中だった。
明日は会活動があって午後になってしまうと言って
おかなかったんだけど、気になっていた。

終わって、お昼ものばして先に約束した方の家に
行ったら出てこない。留守なのか、調子悪くって寝ているのか。
想像したら、どんどん悪いほうへ行ってしまう。
玄関先で思案していたら後ろのほうで声がした。

『たなかさん、いないよ。公民館に行ってると思いますよ。
1時半から体操があるから。』
「えーー。でもたなかさんは体調が悪くって
とても公民館へ行って体操なんて出来ないと思いますよ」
『ゆっくりに身体を動かすから大丈夫なのよ』と親切に教えてくださった。

内心、ちょっとだけこのおばあちゃん大丈夫かなと
思ったりもしたんだけど、、目の前が公民館なので見学がてら
行ってみようかなと流されるがままに動いてみた。

2階らしく階段を上がっていくと、聞き覚えのある声がした。
ロビーのようなイスにたなかさんは座って笑っていた。
「たなかさん、いるじゃん!」と思わず口から出てしまう。
『だれ?』
誰じゃない!と思ったけど、目を凝らしてくれて私だと分かったようだ。
「今日家に行くって行ったのに・・・・」
『午後からはここに来ることになっているからさ』
確かに以前はコロナ禍以前はここに来ていたよ。
お友達もたくさんいるし、、、けど、昨日の電話の感じだと
こんなに元気そうにおしゃべりしている光景は信じがたい。

「分かったよ。またね」
さっきの親切なおばあちゃんに会釈をして、その場をあとにした。
あのおばあちゃんはまともな方だったのね。


たなかさんはガンをわずらっているけど、痛みがないから元気なんだよね。
元気で良かったんだよ。
どんな風に話をしようかとか考え考え行ったので完全に空回り状態?
わかんないけど、早歩きで駐車場へ帰った。
元気で良かった!うん。良かった。



進む前方に年配のご婦人が休み休み歩いていたので
後ろからなんとなくお声かけ。あでやかな紫色の上着を着ていたの。
78才のひとり暮らしのご婦人。日々健康においてもらっているようだ。
明日も元気でおいて頂けます様にとおさづけのお願いをしたがお断り。

せめて寝る前に一日の無事の御礼を神様に言わせていただくと
明日も元気に通らせていただけることを話したら、
知り合いの方に言われてずっとやっているんだそうだ。
私もご婦人のあとを追うように話を繋げていたので
『もういいから!』とガツンと仕切っていただけた。





年配の方はガンの身上があっても出直しの原因は頭であったり
心臓であったりすることのほうが多いんだそうだ。
拝殿であとから聞かせていただいて、少しホッとしたし前向きになれた。
健康ではなくても一日も長く元気でいていただきたい方だ。