同世代と飲んでいると、必ずある。
宴の後の後始末。ご精算。
飲みながら空気を読む。
社会的な立ち位置?いやシンプルに稼いでいるかいないか。
先輩後輩なら分かりやすい。
先輩なら、じゃぁ今日はお前これくらいでいいよ。と言って指を二本出してくれる。先輩が倍の4千円だ。分かり易くていい。
後輩が面倒臭い。
じゃあ「悪いんだけど」と枕詞を入れて指を二本。(なんで負担を少なくしてあげたのに謝るんだろう・・・チキンだな)
で、オレが五千円。
年上年下関係なく一円単位までキッチリ割り勘を指定してきたのは同世代の
弁護士の先生とパチンコ屋の息子と住職の跡継ぎだった。
空気も読まず相手の顔色も見ずキッパリ切り出してくれた。
オモシロい。なんの接点もなさそうな職業なのに。
オレには分からない共通の何かがあるのだろうか。