ぼくは、
男。
だから、自分の生身の父親を
ガチで、越えないといけないのです。
生きていけないのです。
この男が僕の最後の壁として立ちはだかっているのです。
少ないとか言うよりも、
すっかり、
無くなりました。
沢山泣きましたから、もうとやかく言うことはありません。
もうすぐ梅雨入りです。
体調にお気をつけて。
あなたの電話が無くなって。
季節変わりました。
お互いに、お元気で。
ごきげんよう。
さようなら。
こんな、
辛くて、
嬉しい人生は、
めったに無い。
自立と、素敵な人と。
お互いが、プラスマイナス0になりますように。
得も損も乗り越えた、向こうの丘の。
まだ、この目で見ていないあの光景を。
あなたと見てみたい。
笑えるような、あとで落ち込むような、そんな状態で。
一度きりの。
この言葉が好き「一度きりの。」
だから、
朝が来たら、+-の白々の中で。
静かに醒めたい。
だから言ったろ?
女より、
男と男の、命をやり取りする
友情の、「物語」が
今の俺には必要なんです。
分かりますか？
日本のつまらない、
男たちへ。
