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酔いどれの誇りと踊る熊へ

未来は名作に追いついてくる:キューブリック作品

2019-03-08 12:08:03 | 映画雑感
休肝日の夜中。



酒疲れの体を静めてムービープラスを覗いたら「時計じかけのオレンジ」やってた。



1971年作品。



オイチャンが四歳児の時だよ。



でも世界は今の日本を映しだしている。


時代によってビビットに変化していく若者たちの新しい言葉。


法律もとっくに限界が来てる無法地帯と暴力の連鎖。


格差社会と不安が恒常化した社会。


荒れた貧困街と緑とモダン建築の豪邸が建つ富裕層地域のコントラスト。


不安と絶望しかない社会で一線をとっくに越えた若者の精神構造。


凶暴化の抑止力としての人体実験の人権無視ぎりぎりアウトの国家政策。


デストピア満載。


48年前は衝撃を与えたのだろうが今となってはこのワンシーンは先日ニュースでみた事件と同じだ…




あ~あ、こうなっちゃったんだ。


SFだったのに現実になったんだ。


深く感動。














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