サイボーグでもない。
ロボットでもない。
ぼくは、傷つきやすい弱い男です。
だから、あなたの期待には応えられません。
だから、あなたの描いている未来に肉迫することは無理です。
どうぞ、もっと、素敵な、力強い。男たちにアプローチしなさい。
あなたと、住む世界がたぶん違いますから。
平山夢明の『DINERダイナー』がついにというかやっぱり映画化する。
しかしキャスティングに一抹の不安が。
殺し屋たち専用食堂の主人ボンベロ!!の役が藤原達也だ。
たしかに演技派だし売れている。しかし。
ボンベロ役にはどうなのか。
美しすぎないか。小柄ではないか。
原作を読んだときのイメージでは明らかに「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスと「ハロウィン」のブギーマンと
「バーニング」のバンボロ!を足して三で割ったようなものだ。
その存在と立ち振る舞いで人を殺せそうなキャラはそうそういないよ?
映画論法では「脚本」さえ完璧であればキャスティングはどうにでもなるという説もたしかにある・・・がしかし。
いや未見では何も言うまい・・・・・・・とはいかないのが!映画少年オヤジの性だ。
観る前にあれこれ言っちゃうのが使命。
the Teaser trailerの使命だ(最近憶えたて)
キャスティング。映画作りでその命運を左右してしまう作業のキモ。
私がこの映画のプロデューサーで潤沢な製作費を使えたならば・・・・・・・・・
第一候補に本命「野性爆弾クーちゃん」だ。
第二候補に対抗「北村一輝」でいこう。
第三候補に大穴「照英」でどうだ。
番外編として、もしご存命だったならば当然「阿藤海」になるだろう。
素晴らしい。我ながら。