そうだ。
イベント満載の月であっても世の中は働く人と遊ぶ人何もしない人色々だ。
踏切前でおばあちゃんがいきなり倒れた。
警察官二人と救急車が来るまで、もう一人優しい20代後半の男と二人で介抱。
いつも混みあう開かずの踏切みたいな場所なのに、みんな遠目で眺めているだけだ。
冷たい国だよ。
お節介もなにもない。
声掛けもない。
ここに来るまでに二度も倒れたくせに救急車なんか呼ばんでくれだと…・
おばあちゃんおそらく八十後半だろう、ひょっとしたら九十か。
朝目眩がしたけども出かけてしまえと思ったらしい。
警察官の一人が救急車呼びましょうと言ってくれてようやく119。
目途がついたと思ったので現場から離れて急いで帰社。
まあこのレベルだよなこの国は。
不愉快な気持ち抑えて仕事後半戦の昨日だった。
呼び込みの姉ちゃん兄ちゃんの声が響く。
商店街にジョンレノンの歌が流れる。
どうでもよくなった。
シラケた日。