見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ MOSQUITO NF Mk.Ⅷ ’NIGHT FIGHTER’ (4)

2023年10月06日 | 1/72 イギリス空軍機
秋の色は増々濃くなってきて

ナスもぼちぼちオシマイかな、ピーマンはまだ頑張ってくれています
ピーマンはもう一つ大きいのが採れていたのですが
虫に食べられたような穴が開いていたので、写真撮るより前にとっとと食べちゃいました(笑)

キャノピーを塗ります
タミヤさんも一緒です(^^)
今回、ノーマスキング(面倒くさいから💦)での筆塗りに挑戦してみました

使用するのは1/35フィギュアの瞳を塗装するのに使う極細面相筆
まず機内色を塗りました

書き忘れていましたが、機内も含め使ったのはNo312:グリーンFS34227です
蛇の目ばっかり作っているのでNo364:エアクラフトグレーグリーンが残量少となってしまいまして(^^;
組説に『No312で代用出来まっしぇえ~』(意訳)と書いてありましたので使いました
塗装後の感想ですが、No364よりちょっと明るい感じですね

そしてNo361:ダークグリーンを同じくノーマス筆塗りで

No361は流石に消費量が多いので既に2瓶購入済です
ところで、この写真みて『なんか大きさ違わへん?』と思われたアナタ!
...ズバリ正解です(-_-)

両者をくっ付けて見ると、より違い(大きさ)がよく判ります

タミヤが 全長:2.80mm 全幅:12.2mm
ハセガワは全長:2.95mm 全幅:14.0mm
『コレ、スケールちゃいますやん』状態(;'∀')
いい加減なワタシがノギスで測ったので、アバウトな測定値では有りますがまぁこんな感じです
胴体が幅広なのでそれにつれてキャノピーもでっかくなったのですかね
で、その広いコックピットに合わせて作った搭乗員はタミヤには入りませんでした、やっぱり(笑)

例の昇降ドア、結局作り(彫り)直しました(^^;

元モールドを0.3mmプラ棒で埋め、固着後均してからドアの型紙を当てて刻んでいきます
紙は両面テープで機体に貼ってズレない様にして作業しました

作業終了後の姿です

カーブの部分はテンプレートを使って...と考えたのですが主翼が邪魔をしてとっても使えません
結局フリーハンド、結果は見ての通りです( ̄▽ ̄;)

ココまできて『もういいでしょう』とキャノピーを接着したのですが

ガンサイトを付けるのを忘れていた事に気付いて、また大汗💦

見なかった事にしたかったのですが寝覚めが悪い、と
タミヤのデザインナイフを突っ込んで何とか分離します
そしてガンサイトのクリアパーツを付けました


接着剤が完全に乾かないうちにキャノピーを閉じてしまうと
気化ガスのせいでキャノピーが曇ってしまう可能性が有るので、ここはじっと待つことが必要です
しかしながらその間何もせずに待つのもアレで、と
ここでやっと迷彩塗装の仕上げを こちらもノーマスキング&オール筆塗りで

No363:ミディアムシーグレーとNo361:ダークグリーンの境界は
遠目に見るとクッキリしているが近くで見ると実はエアブラシ塗装、な雰囲気を出したく
まず両色を半々に混ぜた色で境界を面相筆(小)でなぞります
次に、太目の混色ラインを両側から、面相筆(極細)を使い
それぞれの色で混色ラインを狭めていくというやり方で仕上げました
キャノピーを付け直してから撮った部分アップですけど...

微妙です(^^;

この時点で気付いたのですが
レーダーの付いた夜間戦闘機なのに、レーダースコープのパーツがキットに入っていません
追加!
タミヤのMk.Ⅵからパーツを拝借(返さないけど)加工して追加しました

見にくいのでこの角度から


ここでやっとキャノピーを付け直すのですが...結局見えなくなっちゃいました(笑)



【関係ない話】
こんな本を購入しました

『漂流 徳永丸 物語』という本です
今は記事が削除されていますがヤフーニュースで知り、直接執筆者の方に連絡を取り送って頂きました

江戸時代の漂流生還者としては、幕末のジョン万次郎が有名ですが
こちらは江戸の中期、寛政年間の頃の出来事
北海道から青森県の松前への帰途、強風に遭い南太平洋辺りまで流され
そこから今のフィリピンにたどり着き、マカオを経て長崎へたどり着くまでの日々を
残されていた複数の古文書(口書)を元に現代語訳されたものです

当時のフィリピン(バタン諸島、ルソン島)やマカオの風俗
それにマカオから長崎への帰途には、物々しい海賊対策をしていたなど
興味深い話が満載で、秋の夜長を過ごすにはピッタリの本です(^^)

【続く】