見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人(笑) (2)

2022年06月14日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
トップバッターはタミヤのMMシリーズNo.320
1/35 ドイツ野戦憲兵セット です
大西将美画伯による魅力的な、ボックスアートと云うにふさわしい箱絵

これ見たらそりゃ買うでしょ、しかしその実態は...

画像はいずれもタミヤのHPから拝借しました
借りておいてから云うのもナニですが
とにかくデカイ顔!「自然なポーズでモデル化」なんて書いてあって
思わず「どこがだよッ!」と突っ込みを入れてしまいそうになる内容です
特に左端の将校なんか、お前いつの間にデブ中年になったんだ!(怒)状態
思えばMMシリーズ、最初のドイツ歩兵セットの発売から
大西将美画伯の箱絵に騙されっぱなしだったような気がします
そういう意味では年月と云い購入金額(&労力)といい、MBなんかの比ではないという気も...

当時、私のように感じた人が多かった?ためか
AM誌でこの制帽将校と略帽将校をニコイチにして箱絵に近づける、という改造記事が載っていました
それを見ながら改造したのが制帽将校です
どうせならこっちの方が怖そうだ?と言う訳でSS将校にしました(笑)
ニコイチの為、ヘッドを取られた略帽の方はジャンクヤードへ直行
今回記事を書くにあたり探してみたのですが、MIAのままでした(^^;

そんな訳で、4人となってしまいましたが
これから顔をメインにリペイントを始めさせて頂きます
まず、これが作業前


一応、目も描いているのですが撮影が下手で全く分かりません(T T)

徽章類はタミヤのドイツ兵階級章デカールセット(アフリカ軍団・武装親衛隊)を使いました
ワタシが拡大鏡を使い始める前のものだと思います
まだ見えていたころ(笑)
将校は記事に沿って結構弄っていますが、全員に共通するところは顔と靴先を削って
(少しでも)細く小さく見えるようにしたところでしょうか
後、指示棒を持っている伍長?のSMGはMP35に替えています
この方が雰囲気有りそうだったので...(^^;

やっと本番、リペイント開始ですが
今の目で見てみると、塗装以外にも気になるところが散見されます
まず将校

首の部分に違和感を感じて削ったのですが、増々襟がゆったりしてきて(^^;

伍長と兵も、こっちはもっとヒドイ、悪性の腫物が出来たような

ここら辺りをスッキリさせながらリペイントを始めていきます

そして同じくタミヤの(武装親衛隊)野戦憲兵です
MM、No.241 ドイツ軍用オートバイ 野戦伝令セット

どう見てもノルマンディでのHJ師団をモデルにしたように思えるのですが
なぜにバイクがPol(警察師団)なのか?
この製品に限らず、武装親衛隊兵士をキット化したものは他に結構あるのですが
いずれもそれとは全く表示していないようです
ここら辺のタミヤの武装親衛隊隠しは徹底していますね
恐らくはヨーロッパ市場を考えての事だとは思われますが...

で、やっとこっちも本題に入ります(どうも愚痴が多くなって(^^;)
バイクの方は、道訪ね人(迷子?)ですし、入れると14人になってしまうからパス(笑)
道案内している方に集中しました
当時、その造形の素晴らしさに感動したものです
彼の胸ポケットのふくらみ、絶対ゾルトブーフが入っていますよね(^^)
しかしこちらもそれから幾星霜、今の目で見るとやはり物足りない
と云うか、当時は気付かなかったけど
今見ると、顔が大嫌いな嘘つき野郎に似ているので「バツ!」
そこで、こちらは顔をちょいと弄ることにします

(左)Beforeです
(右)After 鼻先を高くし、その下の人中を削ります、顎を盛ってエラのエッジを立てました

第二段階
(左)Before
(右)After 瞳も塗り替え、顎はもう一度やり直しです

まだまだですね(-_-;)

【続く】




1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人(笑) (1)

2022年06月14日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
タミヤもある、ドラゴンも、あのマスターボックス(MB)に
そしてスウォッシュデザインのレジンまで

数えてみたらちょうど13人いたので、乗っからせて頂きました(笑)
と言う訳で、4メーカー製品そろっての、大リメイク編です(^^;

やっとVALOMのウェルズリィMKⅠが完成し
ちょっと脱力状態になった時でした
そう云えば2020年6月にLSSAHの迷彩スモックをリペイントして以来
WW2のドイツ兵作った(塗った)ことないなぁ~って、ふと思いまして
迷彩服でなくコッテコテに徽章類を付けた、いかにもドイツ兵ってのを
作ってみたいという願望がフツフツと湧いてきたのです

しかしながら近年、この手のニューキットの話はサッパリ
そこで、押し入れに仕舞っておいたブログ以前の黒歴史的作品をリペイントして
再生と欲望達成の両方を果たそうと考えたのです(笑)

戦闘服にコッテコテの徽章類と云えば、やはり一番はドイツ兵ですが
中でも憲兵徽章を付けた野戦憲兵はその最たるものではないかと
そこで、数あるキットの中から野戦憲兵のキットをメインにリペイントすることにしました

そこで冒頭に書いた4メーカーの再生過程を、これから連載?させて頂く事にします
よろしくお願い致します。

【続く】



1/72 VALOM Vickers Wellesley Mk.Ⅰ(Ⅹ)

2022年06月10日 | 1/72 イギリス空軍機
ギブアップで”とり完”です(^^;
終盤、小さなエンジン回りのパーツ付けなど、どこに付けていいか分からず組説とにらめっこでしたが

”option”を読み落として、2つとも付けてから気付いたり(恥)

色々有りましたが、取り敢えず発進です(笑)

エアブラシ風で「ヴィィ~ン」とプロペラを回します
(本当はカラカラと云う音がしていますが(^^;)

回る事だけは回ります、降下姿勢にしてもプロペラは抜け落ちません(笑)

全体像です
翼長が長すぎて、画面の納まりが本当に悪いですが




アンテナ線は0.55mmのブラックリギングで張っています

下から見るとU2にどことなく似ているような...

今回も頑張ったクルーです



個別にアップしました



久しぶりに、簡易インジェクションを堪能しました(笑)
足りないものはと云えばレジンパーツ位
これも有ったら恐らく、もっと泣いていたでしょう(^^;

【終了】



1/72 VALOM Vickers Wellesley Mk.Ⅰ(9)

2022年06月08日 | 1/72 イギリス空軍機
なかなかすんなりと終わってくれません(汗)
難所はやはりスライドキャノピーでしたが
材料にPET樹脂を使い、なんとか脱出に成功?

この後、形を整えて窓枠を塗ります

で、この通り

接着に使った瞬着のせいで、あっちこっち曇りが出来てしまいましたが
もうそんな事どうでもいい、形になっただけでも御の字です(^^;

パイロットとガンナー(兼無線手)は今の時点でこの状態です

パイロットの口ひげは結構気に入ってます、首周りにはスカーフを描いてみました(^^)
ガンナーの顔はもうちょっと工夫が必要かな?角度も変えた方が良いかも知れません

(左)うっかり忘れるところだった尾翼前のリング状のものも削り取って再生

(右)銃座の機銃を支えるものが何もないので、プラ棒で細工しました

問題のエンジン関連のパーツ

何をどこに付けるのやらサッパリですが、少しでも判り易くしようと、ランナーに番号を書きました
そう、簡易の特徴はランナーにパーツ番号が無い事もあるのです

これ爆弾収納庫?です、主翼下左右に一個ずつ付きます
大圏構造とかのため、爆弾格納庫を胴体内に作れなかったためだそうです(^^;

本当にイモ付け、不安なのでパイロン?を洋白線で補強します
画面右の円筒形の支柱らしきものは、長さが合わずかなり削っています

この爆弾収納庫を見ている内、昔『青の6号』って云う潜水艦マンガをあったのですが
それに出ていた、敵役のムスカ潜水艦を思い出してしまって(笑)

細かいパーツを付ける前にと、やっとデカールの番
しかし、これがとんでもないヤツで...

チョー・オーバーサイズなのです
尾翼の近くの”M”の方は反対側まで回ってしまうほどの大きさ
前側の”5”なんか、主翼の上にはみ出してしまいます

これはあんまりだ、と言う訳で部隊を変更し、No76Sqnのものにしました

これはまぁほどほどなので、収まりは付いたのですが
問題はNo76Sqn、ウェルズリィが配備はされていたのですが、一度も中近東に派遣されたことがない!
1930年代に再編成されて以来、本土から動いてないのです、これは本当に(汗)事態です
情報はこちらから

半袖のブッシュジャケットも半ズボンも全部「パーでんねん(泣)」
こうなれば開き直って架空請求、じゃなくて架空戦史をでっち上げるしかありません
実はNo76Sqnはエジプトに派遣されイタリア軍と戦ったのだ、という事にして思い込むことに(笑)
「それでいいのだ」(^^;

明日に備えて、最後にエンジンを胴体に接着します

位置決めのダボもホゾもないので、もう雰囲気で決めるしかありませんです(-_-;)

【続く】




1/72 AIRFIX Hawker Tempest Mk.Ⅴ (1)紹介編

2022年06月07日 | 1/72 イギリス空軍機
ガネットさんからやっと届きました(^^)
KPモデルのテンペストMkⅡと一緒に
MkⅡの方は次回にさせて頂く事にして、まずエアフィックスの方を紹介させて頂きます。

箱です

皆さんは赤箱って仰っておられるみたいですが
ワタシはとっては、これがエアフィックスのスタンダード
って云うか、それ以前になると袋詰め時代しか知らないんですけど(^^;

小ぶりの箱にはびっしりパーツが入っていますが
開けてまず驚いたのがコレです、クリアパーツ

オオッキャノピーがいっぱい!?
ってよく見てみたら、何と落下タンクのパーツが4個も!
ランナーのスペースの関係なのでしょうか、こんなのは初めてですねぇ~

で、まっとうな方の?ランナー

スピナーが2タイプ入っています


タイヤも2タイプです

都合4枚です
主翼上面と操縦席床が一体化した造りは、同社のハリケーンと同じです
タイフーンの方は主脚格納庫と操縦席床が一体になっていたので
胴体はほぼ同じなのに何か設計上の考えが有ったのか...作っている内に分かるかも?

忘れていました、デカールです

インベイジョンストライプから主翼前縁の識別色、胴体のスカイバンドまでセットされています

そして組説と塗装図です
狭い箱に三つ折りになって入っております






CADで描いたような組み立て図は、取付位置やアンテナ類などの角度も親切に図解されています
ここはKPやVALOMで苦労しただけに、やけにありがたく感じられますね(笑)

【続く】