見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 KPモデル Hawker Tempest Mk.Ⅴ”At war” (9)

2022年06月03日 | 1/72 イギリス空軍機
何はともあれ”とり完”し(た事にし)ました

数年前にSMERのキットを作った時から
少しは技量が上がったのか、はたまた下がったのか!?
何となくどころでない不安に駆られている今日この頃ですが
まぁ...見てやってくださいませ<(_ _)>

















どうもスライドキャノピーの頂部が盛り上がり過ぎのように思えますが...

胴体下のIFF MkⅢと思われるアンテナは
流石にプラパーツでは厳しいと思い、0.3mmの洋白線に替えています
スライドキャノピー後部のホイップアンテナも
恐らくそうではないかと思われるパーツが、ランナーに有ったのですが
組説には見当たらず、こちらも同上で0.25mmの真鍮線に替えました

ここまで工作してから、ウオークラインを塗装し忘れているのに気付きまして
急遽マスキングしてエアブラシ塗装しています(汗)

よく見て頂くとわかると思いますが、マスキングの位置を間違えて塗装してしまい
再度マスキング、でまた塗装というアホな事をしてしまいました(恥)

塗り直し後です(^^;


前にも書きましたが、空冷エンジンのセントーラスに替えたMkⅡの他に
スーパーチャージャーの空気取り入れ口や、オイルクーラーを翼前縁に移したMkⅥへの
バリエーション展開を考えたパーツ割になっています
これ自体はメーカーの考えですし、レアアイテムのMkⅡやⅥを出してもらえるのは蛇の目ファンとしてはありがたいことなのですが
如何せん、メーカーの技術力が追い付いていないのが残念な所なんですよねぇ~
って、もうMkⅡ予約しちゃってるんですけどね(笑)

このW2◎X SN:EJ705は
オスプレイ社『ホーカー・タイフーンとテンペストのエース』のP70に写真と簡単な記事が載っています
それによると、特定の誰かの専用機という訳ではなく
No80Sqnのオーストラリア人パイロット4人が交代で使用していたそうです
それでカンガルーが、オーストラリア国旗を持っている図柄のマークを描いていたとの事

アップにすると本当にドットが粗いのがよく分かります(-_-;)

で、この機体がその後どうなったかと云うと

幸いパイロットの F/O F.A. Langさんは助かったみたいですが、修理不能でスクラップになったみたいですね
こちらからです

これでテンペストはSMERとKPモデルの2メーカーのものを作った事になります
今のところ作りやすさではSMERに軍配かなぁ
こうなったらAIRFIXのキットも作って、ぜひ3社比較をやってみたいものです

【終了】

1/72 KPモデル Hawker Tempest Mk.Ⅴ”At war” (8)

2022年06月02日 | 1/72 イギリス空軍機
まず機体塗装から
胴体や主翼前縁の識別帯、インベイジョンストライプを先に塗ったため
筆塗りによるマスキング箇所への浸食を防ぐため、必然的にエアブラシ塗装を選択したのですが
浸食の心配がない(と思った?)安全なところは、チマチマと(未練がましく)筆塗りをします(笑)


やっぱりと云うべきでしょうか
ラストに近づくにつれて、色々やらかしてしまいます(^^;
まずその一、右主脚が折れました

0.3mm洋白線を埋め込んで修復中です

C361:ダークグリーンとC362:オーシャングレイをエアブラシで吹きました
その後、迷彩の境界をスッキリさせるため、上記の色を希釈したまま、筆で上塗りします

機体の左半分がエアブラシ、右半分が筆で上塗りした後です
イギリス機の迷彩はスプレー塗装みたいですが、色の境界がくっきり分かれているのが特徴
ですが、弩アップするとスプレーならではのボカシが分かるのです
クッキリさせたいけど、境界の微妙な感じも表現したい
そんな訳での、この面倒くさい往生際の悪い塗装方法なのです(笑)

で、そんな事をするからやっぱり浸食します(泣)


(マスキングのやり方が悪い、という声も有り)

やっぱり基本塗装が終わってから塗った方がよかったでしょうかねぇ(-_-;
主翼下面はこの通り、一応きれいになっているんですよ


胴体下は筆でチョコチョコ何とか誤魔化せそうですが
主翼前縁は目立ちすぎます
ダメージ表現なんて言い訳は、お天道様が許してくれそうにありません(^^;
仕方ありませんね
マスキングした上で浸食した部分をペーパー掛けし、はみ出たDGを除去してから、
No62:つや消しホワイト、No58:黄燈色の順にエアブラシしてリカバーしました


全体はこんな感じです


これでやっとデカールに入れる、と喜んだのもつかの間
これがまた、ドットが粗いのです

これは胴体側面のラウンデルです
左がキットのもの、右はSWORDのスピットMkⅩⅣのものです

全然違いますよね、こんなに粗いのはAZモデルのBa-65以来?
ラウンデルとフィンフラッシュは、他社の余りデカールからサイズの合ったものをチョイスしましたが
シリアルナンバーと識別コードは有ったものがなく、キットのものをそのまま使いました

すぐ台紙から浮くし、そこそこ腰がありながらキットによく馴染む
ドットさえ粗くなければ、いいデカールだったんですけどね

【続く】



1/72 VALOM Vickers Wellesley Mk.Ⅰ(8)

2022年06月01日 | 1/72 イギリス空軍機
コックピット前面の歪みは、削ってプラ板の切れ端で埋める方法を採る事にしました
ですが、それは歪みが解消されただけで干渉問題は解決していません。

で結局、風防を自作するという事になりました
十字照星に干渉しないようにするためには、極力薄くするしかないという事で
これがよろしかろうと、アロンアルファのケース(PET製)を適当にカットして使いますが
しかし、スチロール系接着剤での接着はやはりダメで...

前面がポロリと...そりゃ取れますよね(^^;

そこでゼリー瞬着を使って合体

くっ付きましたが、しっかり汚くなりました(笑)

風防は少々?形状が違うものの、何とかでっち上げたのですが
スライドキャノピーの寸法が足りません

(写真では間違えて前後逆に載せて写しています)
実機では風防とスライドキャノピーの合わせ箇所が、機軸の対してほぼ垂直になっているのですが
キットの構造上、こうせざるを得ませんでした。
恐らくコックピット内、コンソールのレイアウトがおかしいのではないかと思います(言い訳します)

スライドキャノピーが重なるようにと、後部の固定キャノピーの縁を削って低くしてますが

無理です(汗)
また、自作ですかねぇ、って云うかこれでなんで別パーツなの!?
ぜんぜん意味ないじゃん(怒)

キャノピーはとりあえず検討(汗)、という事にして脚回りに手を付けました
実は主脚を受けるものが脚庫内に何もないのです


テンペストの主脚柱は長すぎてカットしたのですが
こっちは逆に長さが足りないのです
そこでプラパイプを機体外に出ないような長さにカットして付け
位置決め固定兼強度維持と長さ稼ぎを図ることにしました


覗き込まなければ大丈夫のようです(笑)


プロペラもこのままではカウリングに接触してしまうので
ここもプラパイプを使って、軸のエンジン側を嵩上げしました


で、受け側も抉ってこれまたプラパイプを軸に接着し脱落防止をします


とりあえずエアブラシ風で回ってくれてます

穴と軸、脱落防止のプラパイプもスカスカなのでかなりブレながら回っていますが
回ってくれれば御の字です(^^)。

【続く】