見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 タミヤ De Havilland Mosquito FB Mk.Ⅳ (2)

2023年10月17日 | 1/72 イギリス空軍機
土日は例のマイナースポーツ関係で潰れてしまいました
地元開催の上に人手不足、審判の他に水上コースの設定/撤去作業もしなければならないので
本当に疲れます(^^;
重いアンカー(ダンフォースと云います)を持ったり、船外機のハンドルを握りっぱなしだったりで
小康状態だった腕や肩の痛みがまた再発してしまいました(-_-;)

それでも模型は作る!?利き手が無事なのでまだ大丈夫です(笑)

デカールが届くまでの時間つぶし的?製作だったハセガワモスキート
あれやらこれやら色々有りましたが、何とかそれなりに『とり完』
で、タミヤモスに戻ったのですが、当然まだデカールは届くはずもなく...
と云っても、それを待ってボ~ッとしている訳にも行きませんので
出来る限りのところまでは「やったろう」という事で、作業を進めます

翼端灯はクリアパーツ化されていますが、編隊灯はありません
これが有る無いの違いが未だよく分かっていないのですが(^^;
とにかくはいつも通り、ドリルで穴を開け色を流し込みました


そして、機体を組み立てました




カッチリしてますよねぇ~、姿勢もバッチリです(^^)

タミヤモスの第1回で書いたのですが、最初に作ったモスキートはNF Mk.Ⅱでした
駐機姿勢で搭乗員も無しで無改造と云う芸の無いモノでした
仕方ありませんね、なにせ黒歴史時代の作品でしたから、機体も黒塗りだったし(笑)

2回目はハセガワのNF Mk.Ⅷ
これはついこの間『とり完』したものですが
駐機姿勢は変わらないものの、搭乗員あり、改造ありとまぁ進歩有り?

そして3回目、このFB Mk.Ⅵです また駐機姿勢ですけどね(^^;
このモスキートって云うのはコックピットへの乗り降りが下面のドアからで
まるで中型・大型爆撃機みたいな感じ
上にも開く箇所が有りますが、それはマジ脱出にしか使えないようなもので
普通のシーンにはまるっきり不向きと云うか...
そこで考えました「そんなら乗降ドアを開けちゃろうかい」と

しかしながら組立て前後に関係なく、キレイに切り取ってドアを再利用なんて無理💦
ドアはパーツから切り出すしか有りません
タミヤのキットはまだB Mk.Ⅳを積んでいますが、いずれ組み立てるつもりなのでこれには手出し出来ないし
と、そこでカスタマーサービスの出番です
問い合わせると、こっちは巧い具合にパーツの在庫があるとの事、即注文です(^^)

届くまでの間に塗装しました


ナイトイントルーダー任務なので、ハセガワの塗装図を元に塗装しました
こちらもノーマスキングのオール筆塗りで、やり方はNF Mk.Ⅷの時と同じです

パーツが届いたので、早速機体のドア部分を開ける事に

道具立ては上右の工具を使います
ドリルで要所要所に穴を開け、その間をデザインナイフで切り込んでいきます


そして開通

エンジンカウルが邪魔で整形に手こずりましたが何とかなりました

そうしている内にパーツ到着が届いて今度はドア側の工作開始です

赤で囲った機首部分のドアを切り出します

プラ工作用ノコギリで大雑把な形に切り出し、縁を整形して完成です


更に裏側(こっちが肝心)もプラ棒などで工作しました

上左の赤で示しているのが追加した個所です
これは世傑のNo200”DH.98 モスキート”のP25に載っていたフライアブル機の写真を元に工作しました
左右で色が全く違って見えますが、塗り替えた訳では有りません
完成後の右はタミヤ墨入れ塗料を塗っただけです、照明の具合ではないかと思います<(^^)>

夏野菜はコレが最後だと思います

もう引っこ抜いて冬野菜を植えなくては...

【続く】


1/72 ハセガワ MOSQUITO NF Mk.Ⅷ ’NIGHT FIGHTER’ (8)

2023年10月13日 | 1/72 イギリス空軍機
今度こそ、マジで”とり完”です(笑)
アンテナ支柱、尾輪など破損した個所を付け直しました
実機の写真を元に機首やエンジンナセルの迷彩を変更し
スピナーの塗り分けラインを変更(黒の幅を広く)しています





真上横からです




機首を修正するきっかけになった写真と同じ構図で撮ってみました
【実機】

【とり完】

機首の”T”デカールはパテの下に埋もれてしまったので、ジャンクを切り貼りしてでっち上げています

盛っては擦り盛っては擦った後の機首、塗装前です


塗装後

ちょっとパテの後が...(^^;


組説になかったレーダー反射波の受信用アンテナです
パーツ自体は入っていたので使いました


タミヤの組説を見ながら穴を開けて付けたのですが全然違和感なし
パーツの形や取り付け方がタミヤと同じで、と云うよりタミヤが同じか(;'∀')

【終了】


1/72 ハセガワ MOSQUITO NF Mk.Ⅷ ’NIGHT FIGHTER’ (7)

2023年10月11日 | 1/72 イギリス空軍機
HK382号機は、ブルノーズ(Bull Nose)だと思い込んでパテを盛っていたが
実はシンブルノーズ(Thimble Nose)で形が違っていた!?というお話💦

そもそもなぜワタシは間違えたか!?
その過程をここで『言い訳編』として検証してみたいと思います

タミヤのFB Mk.Ⅵ製作記事に載せたNo515Sqnの写真
これをThimble Noseだと勘違いしたのが失敗の始まりなんですよね


前回(6)の終わりに載せた、機首にパテをこって盛りにしたモスキート
記事をアップしてからも、Bull Noseはコレだ!と更に盛ります
さて整形に入ろう~(^^♪
その前に再度、形状を確認しておこうと念のためネットを探したところこんな写真が!

この写真はこちらから
このサイトには(Thimble Nose)の写真も複数載っています

これは何処からコピーしたのか、ちょっと忘れました<(^^;)>

これがBull Noseだったんだ...茫然
もう、HK382号機とはどうみても形が違うような(信じたく無いけど)
【再掲】


背中に冷たいモノを感じたワタシが裏を取るべく
更に(Thimble Nose)を検索するとこんな写真が!

これはbritmodellerから
前回記事で紹介させて頂いたHK382号機の写真も載っていました
読むとやはり皆さんこのレドームの形状で悩んでいらっしゃる、いやそんな事じゃなく
HK382号機は(Bull Nose)じゃないよねって事で...(泣)

ココまできて、1/48でタミヤがBull NoseのMk.Ⅷを出していた事を知ります

これはメーカーのHPから拝借しました
なんちゅう回り道 あ~徒労感で...

ノーズとレーダーの関係が図になっているのはこちらです

写真と微妙に形が違う様に思いますが、イメージはこんな感じかと

ついでだぁ~、とまた検索
これは海軍用モスキート、Sea Mosquito TR Mk33のレドーム部分です

左から右、カバー形態が変わっていきます
こちらはDESTINATION'S JOURNEYというところからです
問題はこれも『Thimble nose』って書かれているんですね
確かにこの格好の方が『指ぬき』というニックネームにはピッタリだと思うのですが...
でも、ハッキリしてもらわないと困るんですけど(-_-;)

もう知らん!と整形(やり直し)を続行
かなり注意しながら作業をしたつもりなのですが

アンテナ支柱が折れ、尾輪も折れて取れてしまいました(;'∀')
いったい、どうなる事やら...

【続く】

1/72 ハセガワ MOSQUITO NF Mk.Ⅷ ’NIGHT FIGHTER’ (6)

2023年10月10日 | 1/72 イギリス空軍機





真横からです



排気管カバーの焼け錆加減は世傑に載っていたカラー写真を参考に塗りました


キャノピーが広いためか搭乗員が良く見えます(笑)



これで【終了】と行くはずだったのですが...

乗っていた搭乗員(パイロット/ナビゲーター)は誰かな?
なんて余計な事を思い付き、件のROYAL AIRFORCE COMMANDSでシリアルNoを検索したところ
何と部隊が409Sqnという内容が出て来て(組説ではNo29Sqn)また大💦

どっちかいな?とまず29Sqnを調べると、英語版Wikiに当たります
スコードロンコードも”RO”で合っており、この記事ではNo29Sqnで間違い様です
同様に英語版WikiでNo409Sqnも探しましたが
こちらにはスコードロンコードの記載がなく確認出来ませんでした

何かモヤモヤ(-_-;)
あれこれ関連URLを辿っていると、皆さんご存じのworld war photosに行き当たります

この機体、キットの塗装指示そのまんまです(;'∀')
問題は翼端です、レーダー反射波を受信するアンテナがしっかり立っているじゃないですか!!
そんなの箱絵にも(組説にも)描いて(書いて)なかったぞ~(怒)

さらに追い打ちをかけるようにこんな写真まで見つけてしまいます

これはbroodyswar.wordpress.com/というところのMk.Ⅷに関する記事にあった写真です
解説ではこれが”HK382”だとあります、シリアルもコードも見えませんが機首の”T”の字は同じですし
背景もよく似ています
この2枚目の方は世傑No200、DH.98 モスキートのP91下の写真と一緒で
世傑の解説ではNo29SqnでシリアルNoは不詳となっていますが、
同じSqn内で”T”の機体コードがダブる訳はないのですから、この写真はHK382で間違いないかと

それよりもっと問題なのは機首のレドーム”ブルノーズ”の形です
同じ記事にそのアップ画像が有って、これなんですけど

この団子ッ鼻状態が良く分かるでしょ?
前の写真と併せると、もうこの機首部はおかしい!としか言いようが有りません

これどう見ても雄牛の鼻には見えませんよね

気になると夜も寝れなくなる(ウソ)な性格のワタシは
秋夜の安眠を貪る為にも修正を決断することに

使ったのはタミヤのエポパテ(速乾燥タイプ)です
翼端のアンテナもレドームが何とかなり次第追加するつもりです
やれやれ、一体どうなりますことやら...( ̄▽ ̄;)

【続く】

1/72 ハセガワ MOSQUITO NF Mk.Ⅷ ’NIGHT FIGHTER’ (5)

2023年10月08日 | 1/72 イギリス空軍機
もうちょっとです💦

プロペラブレードとスピナーを合体させました

黒い部分の塗装は流石にマスキングテープを使いました(^^;

これをエンジン軸に差し込んでみたのですが

ブレードの向きが一緒です!?
双発機はトルクを消し合う為にどちらかが逆回転だと思っていたのですが、また大💦
タミヤはどうだ!?...一緒です
世傑は?...写真有りました、同じ回転方向です!
理由は良く分かりませんが、いや~ホッとしましたよ(;'∀')

翼端灯と編隊灯はドリルで穴を開け、塗料を流し込みました

編隊灯には色を入れるつもりはなかったのですが、翼端灯と間違えてしまって(;'∀')

組説自体が小さいので見落としやすく、ちょっと忘れがちな(実際忘れてた💦)部分です
後方警戒レーダー(だと思います)


機首右横の(何か分からん)突起...ガンカメラ?かなぁ~

もう使うパーツ無いと思って捨てていて、慌てて回収し事なきを得ました(笑)

そのパーツを付けた写真です


アンテナ線を張りました

①垂直尾翼にヒートンを植え込みます
②アンテナ支柱を機体に付ける前に、アンテナ線(0.055mmブラックリギング)を瞬着で付けます

③アンテナ支柱を機体に接着、固まるまで待ちます
④リギングをヒートンに通し、結んで瞬着で固定し端を切り落としてオシマイ

また比較
排気管は防眩と低視認が目的でカバーが掛かっていますが
ハセガワのNF MkⅧは中の排気管がパーツ化されていません

なので真正面から見るとここが筒抜けになっています
タミヤは排気管がちゃんとパーツ化されているのですが...

次回はとり完!( ̄▽ ̄;)

【続く】