自民、普天間公約で苦慮=沖縄県連「県外移設」譲らず(時事通信) - goo ニュース
夏の参院選公約での米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設の位置付けをめぐり、自民党が苦慮している。安倍晋三首相が日米合意に基づき同県名護市辺野古への移設を目指すのに対し、沖縄県連が「県外移設」を訴えているためだ。県連は、地域独自の公約「ローカルマニフェスト」に県外移設を明記する構え。安全保障の根幹にかかわる政策で中央と地方に深刻な「ねじれ」が生じている。
民主党政権下でも、普天間移設先を沖縄選出議員は全員「県外だ!」と叫んでいましたが
政党の方針に従わないのは離党も視野に入れているんでしょうか。
それとも沖縄マスコミに批判記事を書かれ、次の票に響くと思っているからでしょうか。
そんな中、ひとり良心的な議員もいるようです。
3月27日付沖縄タイムスによると
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-03-27_47115
西銘恒三郎議員が政府方針の名護市辺野古移設に立ち戻る選択肢を提起したとのこと。
「選挙では『県外』と言って当選したが、過去に辺野古推進してきたことと
『危険性の除去』という原点に立ち戻らなければいけない」と発言しています。
また「浪魔人日記」の管理人様がブログに
沖縄選出自民党国会議員でつくる「かけはしの会」のメンバー西銘、宮崎、比嘉、国場衆院議員と
島尻参議院議員が、石破幹事長、中谷元副幹事長、浜田靖一幹事長代理と
2月10日に東京で会談した時の様子を書かれています。
以下引用させて頂きます。
国場氏が「辺野古移設は厳しい反対運動が予想され、すごく時間がかかる。
現実的とは思えません」「早いのは県外です」と、沖縄紙に媚を売る発言をすると、
宮崎、比嘉の両氏も県外移設に同調した。
石破氏が「県外も考えないとね」と3氏の意見に配慮を示すと、西銘氏がこれに異を唱えた。
「お言葉ですが、幹事長。 できないことはおっしゃらないほうがいいですよ」
「県外に受け入れる場所はないですよ」
だが、「かけはし」の議員が所属する自民県連は「県外」を掲げ、今回当選した4氏も「県外」で当選している。
にもかかわらず西銘氏1人が「実現できない県外に固執すると普天間の固定化を招く」と
政治家としての本音を吐露した。
また西銘議員は(「県外」を困難と主張する理由として)
「うそをつきつき続けることは不誠実で耐えられない」
また、新聞の顔色を窺って、実現が極めて困難な県外移設訴え続けることは、
「県外移設が現実的に可能かのように(県民に)映る」、と。
そして、自民党本部の議員との会談から1か月半後の先月26日、
「普天間の固定化を避けるのも私たちの選挙公約なので、どこかの時点で危険性の除去と言う原点に立ち戻らないといけない」
との西田議員の発言になる訳です。
この西田議員の勇気を仲井真知事も見習ってもらいたいです。
仲井真知事は何かというと、「県外の方が早いですよ」との発言ですが
県外ってどこの事を言っているのでしょう。
移設先を名乗り、なおかつ米側も納得し抑止力が働く場所。
そんな場所はどこだと言うのでしょう。
是非とも本土の新聞社は厳しく突っ込んでもらいたいです。
本当に、このままだと普天間が固定化し、いつ何時犠牲者が出るかわかりません。
「米軍出ていけ!」とか、「政府の無策で死傷者が出た」と
アメリカや、日本政府を非難する為に普天間を固定化してもいいのでしょうか。
そんなに、沖縄県の人達の命は軽いのでしょうか。
「反対」「反対」といつも言っている人たち。
左翼運動家たちは根本的に間違っています。
その事を私たちは早く気付くべきです。
テレビのインタビューに惑わされてはいけません。