紀伊半島沖メタンハイドレートの存在可能性高まる 和歌山(産経新聞) - goo ニュース
次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」について、県は24日、昨年度に行った紀伊半島沖の調査で観測した気泡の密集帯「プルーム」を詳細に分析した結果、メタンハイドレートが存在する可能性があると発表した。県はすでに国に対して掘削調査の実施を要望しているが、今後も独自に調査を続けていくとしている。
メタンハイドレートは、天然ガスの主成分であるメタンガスと水が高圧・低温の海底などで結晶化した物質。県は平成24年度から独立総合研究所(東京都)に委託し、独自の調査を行ってきた。
昨年11月~今年2月にかけて、潮岬沖約18キロの海域で、魚群探知機を使用し、プルームの存在を観測。プルームが湧き上がるところにメタンハイドレートが眠っている可能性が高いという。5日間にわたる調査では、水深約2200~1600メートルで、長さ約900メートルにわたって柱状に立ち上る気泡を11本確認した。
このうち4本のプルームを詳細に分析したところ、メタンガスを含んでいる可能性があることが判明。海底面の硬さが、メタンハイドレートが確認された日本海海域の観測データと類似していることなどが理由に挙げられるという。
海底の堆積物を採取して分析すれば、メタンハイドレートの存在の有無が判明するというが、専門的技術が必要になるため、県としては今後も現行の調査を継続する方針。県産業技術政策課担当者は、「今回の調査でメタンハイドレートの存在の確実性が高まった。将来的には国に調査していただきたい」と話した。
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経産相エネルギー庁は、昨日から東北日本海沖で掘削調査を行っていますが
和歌山県は県独自の調査を行っています。
これは青山繁晴氏の独立総合研究所に委託しているものです。
串本沖のメタンハイドレートは日本海のものと形状や性質が似ているので
こちらも期待できそうです。
やっと国や地方自治体が本腰を入れて将来のエネルギーについて考え出し
新しいエネルギーの存在が確認され、明るい未来が展望出来そうです。
カジノ等と享楽的な産業より、
時間はかかるけれども将来の日本の発展に繋がる産業に期待したいです。