理念や基本政策の違いが一段と鮮明になってきた。民進、共産両党は、どう説明するのか。
参院選1人区の民進、共産、社民、生活の4野党の共闘に対し、与党や他の野党が「野合」批判を強めている。
安倍首相は、無所属の統一候補の帰属が不明確な点について「無責任だ」と非難する。公明党の山口代表は、「根っこがまるで違う政党の共闘は、混乱の極みが目に見えている」と指摘している。
共産党の志位委員長はこれに対し、4党が市民団体と交わした政策協定を取り上げ、「中身はとても豊かだ」と強調する。しかし、「保育士の待遇の大幅改善」といった抽象的な項目が並ぶだけで、本質的な反論になっていない。
批判の的は、共産党が民進党とは異なり、自衛隊を「違憲」と決めつけていることだ。志位氏は「すぐには解散できない」として、「急迫不正の主権侵害、大規模災害などには活用する」と語る。
国民常識から乖離した見解で、自衛隊への侮辱でもある。そもそも、「違憲」の組織を活用し続けることは、共産党が信奉する「立憲主義」に反しないのか。
岡田代表ら民進党執行部は、共産党幹部による防衛費の「人を殺すための予算」発言にも、強い批判を控えている。共産党に配慮しすぎだとみられても仕方ない。
(中略)
気がかりなのは、民進党内に、次期衆院選での選挙協力を経て、共産党との連立政権を志向する動きが出てきたことだ。安住淳国会対策委員長は、「政権交代可能な勢力を、志位氏と一緒に作っていきたい」と述べた。
衆院選は政権選択選挙である。両党が共闘するには、現実的な政策合意を結ぶことが大前提となるが、調整は容易ではあるまい。
(後略)
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参院選で勝つ為、民進党は共産党と協力し合っています。
理念が違っても安倍政権に勝つ為になりふり構わないのです。
共産党の応援演説で、民進党・安住淳国会対策委員長は
「共産党と一緒に政権交代可能な勢力を作りたい」と述べています。
それだけ安倍政権は強固なのか、
それとも民進党がだらしないなのか・・・。
民進党は名前を変えても中身は同じ、
岡田民進党になり一挙に凋落の一途を辿っている気がします。
民進党は共産党を利用しているのか
それとも共産党に利用されているのか・・・・。
どちらかと言えば、共産党に利用されているのでしょうか。
何といっても共産党は都合よく自衛隊を利用する党のようで
共産党内の共通認識とは「自衛隊は人殺し」との認識ですから
「防衛費は人を殺す為の予算」と多くの国民が観ているテレビで抵抗なく言えるのです。
後で党幹部たちが弁解していましたが、あれは本音ですし党全体の考えです。
共産党は自衛隊でさえ、利用したい考えで
災害時には助けて欲しい。
いいえ、「活用する」と失礼な言い方です。
この調子でゆくゆくは自衛隊は違憲だと言って解散させ
消防署と同じ役割を担わすつもりではないでしょうか。
安住氏は演説で
「今の首相は10年前集団的自衛権は駄目だと言っていたのに
なぜ去年になったらいいんですか?」
と言っていましたが去年ではなく一昨年、それも閣議決定しています。
それに安倍さんは以前から集団的自衛権容認だったような・・・・。
安倍晋三wikiには次のような記述があります。
日本版「国家安全保障会議」(NSC) 構想を推進した。総理就任以前から憲法改正に関しては集団的自衛権の容認を打ち出してきた。2007年には安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会を開催、集団的自衛権の行使は日本国憲法第9条に反しないとの報告書を得て、宮崎礼壹内閣法制局長官に対し、解釈変更の指示を行った
★もしも10年前安倍さんが集団的自衛権は容認できないと言っていたとしても
10年前と全く情勢が異なっています。
中国や北朝鮮を脅威と感じない愚かさ、これが民進党や共産党の考えなのです。
共産党は自衛隊を大災害で活用すると不誠実な事を平気で言い
防衛については何も言及しない=将来的には自衛隊を解散したいのでしょう。
これは中国の侵略を許す事にも繋がります。
共産党は心地よい理想的な事を言います。
しかし、何の根拠もなく、そしてこの国を守る手段に言及しない共産党に騙されてはいけません。
日本は本当に共産主義がのさばる国になっていいのですか?
共産主義国家で豊かで自由な国を望めますか?
安住氏の演説はこちら ↓
★2:13~ 集団的自衛権について
★6:12~ 志位さんと一緒に政権交代可能な勢力を作っていきたい
【参院選2016】民進党・安住淳国対委員長(宮城県・桜井充応援) 2016年6月28日
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