慰安婦問題を巡る昨年末の日韓合意が、ようやく実行段階に入った。関係改善の流れを確実なものにせねばならない。

 韓国政府が、元慰安婦を支援する「和解・癒やし財団」を発足させた。

 理事長には、女性問題の専門家で、財団設立準備委員会の委員長を務めた金兌玄・誠信女子大名誉教授が就任した。

 財団は、日本政府から10億円の拠出を受ける。元慰安婦や遺族に対し、見舞金の性格を持つ「癒やし金」の支給や名誉回復などの措置を検討している。

 金氏は記者会見で、面談した元慰安婦の大半が「財団の事業に参加すると意思表示した」ことを明らかにした。

 慰安婦問題は、四半世紀にわたり日韓関係に刺さったトゲであり、朴槿恵政権下での関係悪化の最大の要因となった。

 朴大統領は、残り1年半余りの任期中に、財団の活動を軌道に乗せ、慰安婦問題を決着させるよう一層の努力が求められる。

 日本政府は、8月中にも10億円を拠出する方向で調整中だ。合意時に存命していた元慰安婦46人のうち、6人が財団設立前に亡くなった。早期に資金を拠出し、事業を進めることが適切である。

 1995年に日本政府が設立したアジア女性基金は、韓国では61人の元慰安婦に「償い金」を支給した。だが、元慰安婦を支援する団体が反発し、韓国政府が基金に協力しなかったため、十分な成果を上げられなかった。

 この反省を踏まえ、今回は、韓国政府が財団の設立と運営に責任を負う態勢をとった点が重要だ。「最終的かつ不可逆的解決」と位置づけ、問題を蒸し返さないよう韓国側にクギも刺している。

 懸念されるのは、元慰安婦の支援団体や左派野党が、合意への反対姿勢を崩していないことだ。財団発足の記者会見場に反対派の学生らが乱入する騒ぎもあった。

 韓国側は、日本側が撤去を求めるソウルの日本大使館前の少女像について「適切に解決されるよう努力する」と約束している。像を設置した支援団体を説得できるかどうか、きちんと注視したい。

 岸田外相はビエンチャンで尹炳世外相と会談し、「日韓合意以来、両国関係は前向きに進展している」と評価した。核実験やミサイル発射など挑発を重ねる北朝鮮への対処で意思疎通が円滑になったのは間違いない。

 日韓は米国との同盟を軸に、安全保障協力を強めるべきだ。

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昨年末の慰安婦日韓合意から約7カ月。

大使館前の慰安婦像は変わりなく、その前でのデモは更に活発になり・・・。

それでも日本は10億円拠出を決めました。

その理由も曖昧なまま。

 

外務省HPの日韓合意をもう一度読みますと

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page4_001667.html

韓国政府が,元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し,これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し,日韓両政府が協力し,全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復,心の傷の癒やしのための事業を行う

財団の目的は

元慰安婦の支援の為。

その内容は元慰安婦の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒しの為。

だそうです。

では何をすれば名誉と尊厳が回復されるのでしょう。

 

日本からの10億円がいよいよ来月に財団に入ると決まり

さあ、何に使おうか、と元慰安婦たちは浮足立っているようです。

 

孫の手術の為に使おうか、とか

金のブレスレットが欲しかったから、買おうかとか

もうただの強欲婆さん、って感じです。

 

財団設立ってなんか違う気もしますね。

 

そもそも名誉と尊厳の回復って何?

元慰安婦が名誉と尊厳を傷つけられたの?

寧ろ、強制連行だの、性奴隷だのと韓国が嘘を世界中に広めて

名誉を傷付けられたのは旧日本兵達だったのではないでしょうか。

お祖父さん、曾祖父さんが酷い事をしたと言って虐められた

外国に住む日本の子供達こそ名誉を傷付けられたのではないでしょうか。

 

真実は慰安婦たちは強制連行でなかった、性奴隷ではなかったのです。

だからこそ元慰安婦たちは堂々としていて、世界各地に出向き

捏造された話をし、同情を買い、そして日本人を貶める事に精を出しているのです。

心の傷を癒すって、心に傷を負っているの?って思ってしまいます。

 

ところで日本では10億円拠出の最低条件は大使館前の慰安婦像撤去ですが

東亜日報のインタビューに財団理事長は次のように答えています。

財団設立が少女像撤去につながるのかとの質問に

「根拠のない誤解」と一蹴し、

日韓合意についての理想は

安倍総理が直接跪いて謝罪し、10億円よりもっと大金を賠償金として出すべき。

とも言っています。

これが本音なんでしょう。

日本政府のトップを土下座させ、そしてより多くの金を出させる、

それが目的であり、その思いが達成されていなければ、

今後何度でも日本政府に謝罪と賠償を請求し続けるのではないでしょうか。


10億円払ったら全て解決すると思うのは楽天的過ぎです。

10億円払ったところで、韓国政府としては告げ口外交のような目立った反日言動は少なくなるでしょうが

民間が寧ろ今より過激な活動をするのではないでしょうか。

また、日本が気に入らなくなれば、民間の活動家を使って日本を非難することも考えられます。

10億円払ったから全て良し、と思うにはあまりにもお人好し過ぎます。


これで終わりではありません。

これからが私達の祖父、曾祖父たちの名誉の回復をするスタートになるのです。

韓国人たちによって汚された先人たちの名誉を回復することが私達に課された課題だと思います。




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