内密出産3年で38件に、熊本 慈恵病院長「各地に必要」(共同通信) - goo ニュース
病院以外に身元を明かさない「内密出産制度」を独自に導入する熊本市の慈恵病院は28日、初事例のあった2021年12月からの約3年間で計38件の出産があったと発表した。このうち25人の居住地域は九州以外だったと説明。記者会見した蓮田健院長は「孤立する母子を救うセーフティーネットとして有効」だとして、内密出産の可能な医療機関が各都道府県に必要との認識を示した。
病院によると、38人全員が家族との関係を「厳しい」と認識し、うち35人は親や家族、行政に「知られたくない」ことを主な理由として内密出産を決断したと答えた。全体の8割以上の32人は、事前に産婦人科を受診していなかった。
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熊本の「慈恵病院」。「赤ちゃんポスト」で有名になった病院です。
でもこの名称、ちょっと嫌な感じがします。
赤ちゃんは郵便物みたいで感じ悪いです。
ですから慈恵病院では「こうのとりのゆりかご」と呼び、2007年5月10日から開設し、
2013年までに453人の命が救われています。
ただその中ではトラブルがあったり、法律上の問題があり紆余曲折の末、
2021年12月の内密出産としての受け入れを始めています。
ただ九州以外の妊婦にとっては熊本は遠いです。
今まで新生児をめぐる事件が多々ありました。
その殆どは妊娠を親に知られたくない、どうにかしようと思った時には遅かった、
そして多くは我が子を殺害し発覚するというパターンが多いです。
採用試験で東京に行き、トイレで産んだ我が子を公園に埋めた事件もありました。
他には親族の敷地に埋めたり、トイレで産んでそのままにしたり。。。
内緒にしたいのだから、受診を躊躇い、母子手帳の申請も出来きないのですから
母子の安全も保たれません。
親にも言えず、相手の男性にも言えず、どれだけ悩んだ事かと思うと不憫です。
そして幼い命を失ったのちに犯罪者になり懲罰が待っているのです。
そうならない為に、全国各地に人知れず、出産できる病院が必要です。
4年前にもこの問題について記事にしていました。⇩
出産に悩む女性を支援神戸に「マタニティホーム」完成 - 気になる事 blueのためいき
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祝福してくれる人もいなく、誰にも知られたくない。妊娠と出産。
出来たら知った人がいないところに行き、
そして知った人もいない病院に行きたいでしょう。
いいえ、その前に誰にも知られず相談したい。
そして誰にも知られず産んで、そしてその後の事、子供をどうするか、そして自分は?
出産前後の悩みを聞いてくれるところが必要です。
本来なら母親と相談して子供を育てるのが理想でしょうが、そうはいかない場合のあるのです。
小さな命、そして母親の命を守る為に、全国各地にこの様な施設と病院が必要です。
その上で不幸な母親や子供を救う為に中学校、高校でも性教育は勿論、
全国各地に「こうのとりのゆりかご」と相談できる施設の整備をお願いしたいです。