斎藤さんが再選を果たしました。
これで万事良し、とはならない様です。
実際、知事と接する事がある職員は色々不満がある様です。
記事によると「正義の様に戻ってくるのが不思議」との声も。
では本当はどうなのか、兵庫県のHPに職員へのアンケート結果があるので見てみました。
これも膨大な量なのでパワハラの項目だけ見ました。(52/132 51頁~)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/060823_2.pdf
Aが「目撃(経験)等により実際に知っている」
Bが「目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた」
Cが「人づてに聞いた」
この中でAの項目に注目しました。
パワハラって受けた人がパワハラと思ったらパワハラだし、注意だと思えばパワハラではないし。
個人の受け止め方によるので難しいところですが、
舌打ちされた、大きなため息をついた、大声で叱責された。。。
これらをどう感じるかですが、それでもパワハラだと感じた人もいたようですから、
Xに広まっている「パワハラはなかった」とのポストは都合よく切り取られたものだと言えます。
また「自衛官守る会」代表で産経新聞にコラムを連載中の小笠原理恵さんは実際に県職員に聞き取りをし
Xに投稿されていますが、
【兵庫知事選について】県職員さんの悲痛な叫びをを転載します。
— 小笠原理恵 (@RieOgaWEB) November 13, 2024
まず大前提として、私は職員です。事態が切羽詰まっているため、敢えて発言します。…
間違ってます。百条委員会の情報リンクまず全部読んで、動画を視聴してください。これだけ公開情報はあります。https://t.co/53QTERFjl9
— 小笠原理恵 (@RieOgaWEB) November 13, 2024
斎藤氏を信じ込んでいる人にとっては都合の悪いポストの様ですね。
兵庫県知事選はネットとテレビの戦いで、ネットが勝ったと言われ、あたかも「テレビが悪い」との印象ですが
今こそテレビは事実を報じてもらいたいです。
百条委員会、兵庫県のHPを見て、真実を報じるべきです。
私の様な一般人には情報量が膨大過ぎて、すべて読み、そして検証するのはとてもじゃないが無理です。
8か月も県政が停滞し、そして百条委員会を開き、その結果が出ない内に知事選に突入しました。
この8月に渡る時間的そして必要経費を考えると県にとっては大きな損失です。
もしも百条委員会が無駄な物だったら。。。。
斎藤知事に全員一致で不信任決議を可決した県会議員。
その決議を受け入れずに自動失職となった斎藤氏。
ではどこで判断を間違ったのでしょう。
おねだりやパワハラは完全否定できません。
相手側の取りようや知事と同行した職員の感触、そして叱責を受け止めた側により、
おねだりやパワハラだと感じます。
ですから一番の問題は初動です。
告発文書の存在を知った斎藤氏は
「誰だ! こんな怪文書をばらまいたのは!! 片山!徹底的に調べろ! 」と副知事に命じたのではと。
すみません、これは私の想像です。
犯人捜しは厳に慎むべきだったのです。
公益通報に当たろうが当たらまいが、これが間違いだったのです。
その判断は専門家により違っているようですが、
それでも訴えられた側が犯人捜しはダメです。
第三者に委ね、怪文書か否か、文書は業務中に作成したのか否か、等々調べさせ、
その結果、著しく公務規定に反していれば処分を下せばいいのです。
その処分も該当部署に委ねるべきで、記者会見で誹謗中傷だの嘘八百だのこき下ろすのは間違っています。
企業によっては内部通報窓口や外部通報窓口があると思いますが、
通報者の安全が保たれている筈です。報復人事はすべきではないと。
もしも第三者に任せていれば百条委員会も不要だったでしょうし、知事選も不要、
そして県議が疑われ、誹謗中傷され、その結果辞職する事もなかったでしょう。
全ては初動の間違いです。
知事選を経て、斎藤氏の評価が変わりました。
悪人から善良で素晴らしい人だと変わったのです。
しかし、これでよかったのでしょうか。
斎藤氏は当選で新たにやり直す気持ちで県政に取り組んでもらえたらと思っていましたが、
まだまだ終わりそうもありません。
百条委員会は12月、第三者委員会は来年3月までかかると言われています。
出来ればこの二つの委員会が終わるまで県議は判断を待って欲しかったです。
中途半端でこの問題の解明が終わっていないのに選挙って。。。本当に困りました。
中途半端な時期に不信任決議を可決し、知事の失職と選挙となりました。
デマが飛び交い、誹謗中傷があり、多くの人が気分を害し、辞職をせざるを得なかった議員もいます。
これも県政を停滞させる事を避ける為、早く終息させたいが為の判断だったのか。
色々考えます。
もうここまで来たら、百条委員会も第三者委員会も粛々と進めてもらいたいです。
真相解明の為には元局長のパソコンに保存されていた内容が明らかにする必要があります。
しかしその内容は不倫や不同意性交に関するものだと言われています。
それが真実なら相手の女性のプライバシーも守らなければなりません。
巷ではその事に触れようとしたら奥谷議長が話を逸らしたと批判されていますが、
当然、相手の女性を守る為の配慮だったと私は思います。
とにかく、県政を停滞させる事なく、真相解明を願いつつ、
斎藤知事には同じ過ちを繰り返さないで貰いたいと思います。
そうそう、ひとつ斎藤知事に注文です。
子供に罪はないと朝鮮学校への補助金は続けると述べた斎藤さんですが、
兵庫県には有本恵子さん、田中実さん、金田龍光さんら拉致被害者がいます。
この事をよく考えてもらいたいです。
拉致問題の象徴であるブルーリボンの着用もしていない斎藤さん。
よほど興味がないのか、拉致された被害者や家族の思いを理解できないのか。
いずれにしても、拉致問題を無視しないで貰いたいです。
確かに補助金は減額したでしょうが、それは時代の流れです。
何度も何度も日本に向けてミサイル発射をしている北朝鮮です。
そして拉致問題も解決していませんから、多くの自治体は減額もしくは補助金ゼロにしています。
ですから井戸県政よりも1000万円減らしたとしても時代の流れであり、斎藤氏の功績ではありません。
とは言え、県議もこんな斎藤氏の判断を支持しているのかと思うと嘆かわしいです。
斎藤さんは朝鮮学校の補助金を
— yoshi (@YOSHI_stream100) November 19, 2024
以前より1千万減らしてます。
いきなりゼロは議会との兼ね合いも
あり無理だと思います。
今は議会は敵だらけですから。
掲げても潰されるだけと思います。
ただし無くす方向性は見せて欲しいです。
そういう理由で現段階では
私は売国議員とまでは思いません。